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森山彩香
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不在着信
森山彩香
どうしよ…
望月康平
どうした
森山彩香
あの、その、なんて言えばいいんだろう…
望月康平
落ち着け。ゆっくり話を聞かせて。
森山彩香
あの、私妊娠しちゃったの…。
森山彩香
康平との子…。
望月康平
…。
森山彩香
それは、びっくりするよね…。
森山彩香
私これからどうすればいいんだろう…。
望月康平
お母さんとお父さんには、相談したのか？
森山彩香
ううん。してない。
森山彩香
赤ちゃんが出来たって言ったら堕ろせって言われるの分かってるから…。
望月康平
でも俺たちまだ高校3年生だよな…。
望月康平
ていうか、お前はどうしたいんだ？
森山彩香
私は、産んであげたい。
望月康平
俺もお前に産んでほしい。
望月康平
けど産んだとしてもミルクとかオムツとかは、どうするんだ？
森山彩香
とても私たちには、買えそうにないしね…。
望月康平
やっぱりそうだよな。
森山彩香
うん。
望月康平
高校生で妊娠しても犯罪には、ならないけど産んで育てられなかったら犯罪だもんな、、、
森山彩香
そうだね、、、
望月康平
俺、色々調べてみる。
森山彩香
ありがとう。
森山彩香
私も、色々調べてみるね。
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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