あれから2年の月日が流れ、 グルッペンは齢10となった。
国から抜け出す手立てと、 抜け出してから、生き抜く術を 書庫で本を読み漁って考えていた。
埃だらけで掃除の滞っていない車庫は 誰も入って来ない為、 1人で考えるには ピッタリの場所だった。
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なんせこの国からオスマンの国に 行くのは2年以上掛かる、
その間、絶対に宿に 泊まれるとは限らないわけだし、
野宿が多いと思われる。
しかも1人。
つまりサバイバル術も 要求されるというわけだ。
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気づけば時計の針は 12時を指していた。
お腹からぐぅー、と音がなる
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胸ポケットに入れていた 黒い石が光出す。
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ブラウ
困惑していたグルッペンに、 ちょうど通りかかったブラウが 声をかけた。
ブラウの後ろには見慣れない、 ボロボロのフードを被った少年が 立っていた。
ブラウ
ブラウ
ブラウ
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ブラウ
ブラウ
ブラウ
好感度上げるためだけに こんな事するんじゃなかったなぁ… と、ブラウが小声で言った気がしたが うん、気のせいだ。
ブラウ
ブラウ
ブラウ
高笑いするブラウ
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ブラウ
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精々、気味の悪い目同士頑張って。 嘲笑いながらブラウは去っていった
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面倒な事になった。 コイツ内通者とかじゃないだろうな?
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部屋に入った今でも、 少年はビクビクと震えていた。
フードを取るよう勧めてみれば、 意外にすんなり外してくれた
ブラウの言う通り、 赤い目の少年だった
しかし同じ赤い目であっても、 少年の目は炎や、心が温かくなる ような明るい赤色だったが それに比べて俺の目の赤色は、 血が連想されるような、 赤というより赤黒いという色だ
それにしてもボロボロである
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風呂に向かう少年を見送ってから 数十分、 髪が湿っていて、汚れが 綺麗になくなった少年が戻ってきた
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俺のおさがりだけど… ちょっときついくらいだろう、うん
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あいつマジで何やってんだ
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その瞬間、ぐぅー、 と大きな音が部屋に響いた。 少年がお腹をさする
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差し金の意味も分かってなさそうだし ブラウもそこまではしない…だろう、
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トントンは、さっきまで 着ていた服から赤い石を取り出した。
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トントンは考え込むようにした後、 小声で答えた
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勢い余して 言い過ぎてしまったかもしれない
トントンは困った事だろう。
まぁ正直知ったこっちゃないが。
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羽ペン
羽ペン
羽ペン
羽ペン
羽ペン
羽ペン
羽ペン
コメント
2件
グルさんマフラーお気に入り何だ!続き待ってます