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テラーノベル(Teller Novel)

エミリア

(さぁどうするか)

エミリアになってしまったなら仕方ない

どんなに惨めだろうが生きなきゃならないから

でも

記憶のエミリアのようには絶対なってやるもんか!

私は前世のようにモブにもならずエミリアのように悪役にもならず

細く長く生き延びる!

せっかくの金持ち生活楽しまなきゃ!

エミリア

(うーん...)

今のこの身体は生後半年から1歳くらいかな

エミリア

(まずは成長しなくちゃ)

エミリアになって早数日

リーサ・オリバー

皇女様!こっちですよ〜

私はメイドのリーサと歩く練習をしていた

リーサは私の母、イザベラの実家のコリンズ侯爵家から連れてこられたメイドだ

皇宮のメイドより信用できるから

エミリア

(うーん、歩くのって難しいのね)

私はリーサの手を取りながら歩く

支えてもらっていても難しい...

リーサ・オリバー

少し休憩しましょうか

リーサ・オリバー

大丈夫です!焦らずとも必ず歩けるようになりますから!

エミリア

(そうだけど、早く自分で歩きたいの)

執事

おーい、リーサ。ちょっと来てくれ

リーサ・オリバー

はい!今行きます!

リーサ・オリバー

すみません、皇女様。失礼します

リーサは部屋を出て行った。

エミリア

(........)

エミリア

(ちょっとだけ)

私は横のカーテンをつかみ、立ち上がる

エミリア

(よっこいしょ)

カーテンを支に歩く

一歩一歩と進んでいく

カーテンの端まで歩き、次に近くのタンスに手をかける

エミリア

(もう少し...)

ズルっ!!

エミリア

!?

タンスにかかっていた布を掴んだ瞬間、上に乗っかっていた箱が落ちてきた

エミリア

(やばい!当たる!)

私はすぐに動けないのよ〜!!

すると窓から人が入ってきた

???

よっと!

その人は落ちてきた箱をキャッチしてゆっくり床に置いた

エミリア

(危なかった〜)

エミリア

(どうもありがとうございます😭)

エミリア

(それにしても窓から入ってくるなんて面白い人)

???

無事で良かったねぇ

そういって私の頭を撫でると窓から帰っていった

エミリア

(恐れ多くも皇女の頭を撫でるなんて)

エミリア

(.........)

エミリア

(うーん、あの人どっかでみたような)

あっ!まさかあの人...!?

悪役皇女に転生してしまった

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コメント

2

ユーザー

あ、この人怪研にも出てる人だ。 怪研と悪役皇女は繋がる部分があるので両方みて楽しむのもアリ

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