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鳥籠に秘めて。

鳥籠に秘めて。

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鳥籠に秘めて。

♥

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2020年04月09日

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めちゃめちゃお久しぶりです!wまいまいです!✨ ちょっとしたシリーズを書こうかな…と思いましてw(唐突) 楽しんで頂けたら嬉しいです!(*´˘`*) それでは、どうぞ!

*ATTENTION* 💛×💙 ストーリーです! 腐関係ではありません! 本人様とは、何の関係もない創作ストーリーです!

💛くん

こんばんは、💛です!

💛くん

実は僕…物凄く突然なんですけれど、💙ちゃんの事が好きなんです…///

💛くん

ちなみに今は、メンバー皆で旅行中です!

💛くん

「あぁ、もう…。皆、酔っ払っちゃって…。」

時刻は午前2時。皆、かなりの量を飲んだのでぐっすりと 眠ってしまっている。

ただ、僕と💙ちゃんを除いては。

💛くん

「あれ…?💙ちゃん、いない…?」

船酔いした、と💙ちゃんは言って、お酒には一口も触れていなかった。

💛くん

「夜風にでも当たりに行ったのかな…」

💛くん

…僕も行こうかな。

💙ちゃんに会いたい、っていうのもあるし、あとは不安を無くしたいというのもあるかもしれない。

💛くん

「大丈夫かな…、ワンマン…。」

実を言うと僕は、2週間後にワンマンライブを控えている。最近、新しいアルバムもリリースして、嬉しさ半分、緊張半分だった。

キイ…🚪

💛くん

「う、わぁ…。」

夜空に広がる満天の星に、思わず歓喜してしまった。 夜空は本当に、星で埋め尽くされていた。

💛くん

「凄い…綺麗…。」

💛くん

…久しぶりにこんなに綺麗な星空を見たかもしれないなぁ…。

💛くん

不安、ちょっと和らいだかも…。

ここに来る前よりは確実に、僕の心は穏やかになっていた。でも…。

💛くん

「💙ちゃん…、どこに行ったのかな…。」

💙ちゃんは、このバルコニーにはいなかった。

💛くん

今日しかないと思ったのにな…、この気持ちを伝えるには…。

本当は今日、💙ちゃんに僕の気持ちを伝えるつもりだった。でも、やっぱり怖くて…。こんな時間になってしまっていた。

💛くん

「まぁ…星空は楽しんだし…、戻ろうかな…。」

💙くん

「はぁ〜、寒っ!!」

引き返そうとしたその時。身を少し震わせながら、僕の大好きな…

💛くん

「こ、💙ちゃん…!?」

💙ちゃんが、やって来た。まるで最初から見ていたかのようにばっちりのタイミングで。

💙くん

「何してんの?こんな寒いとこで…。うわっ、凄い!星が!!」

先程の僕と同じように、星空に感動している💙ちゃん。 月明かりが僕と、💙ちゃんを照らす。

💙くん

「何?眠れなかったの?それとも、なんかあった?」

バルコニーの手すりに腕をのせ、僕の方ではなく、星空を見上げながらそう訊ねてくる。一見、僕のことをなんとも思っていなさそうな素振りだけれど…。

💛くん

「…いいえ、なーんにも。」

ちゃんと見えている。月明かりに照らされた、少し頬を赤くした💙ちゃんの顔が。

💛くん

今、言うべきなんだろう。こんな素敵な星空の下、2人月明かりに照らされて、
想いを伝えあうべきなんだろう。

💛くん

でも…やっぱり、やめようかな。だって…。

💛くん

いつもは僕のこと、ちょっと下に見てるくせに、こんな時はいつになく真剣で、かっこよくて、やっぱり…、

💛くん

"大人"で。

💛くん

まだこの想いは…秘めたままでいいかもしれない。僕が、💙ちゃんの隣に自信のある"大人'として肩を並べる日が来るまでは。だって、きっと…。

💛くん

「心配、ありがとうございます。でも、大丈夫です…、」

💙くん

「いやまぁ、大丈夫ならいいんだけどs」

💛くん

「💙ちゃんが、僕のことを想っていてくれるから、大丈夫です、絶対に。」

💙くん

「…!!急に、かっこいいこと言うなよw」

💛くん

「ふふww」

この想いは、鳥籠に秘めたまま。誰にも明かさず、知られずに。 でも、いつだってあなたがそばにいてくれるなら…。秘めたままでも、 いいかもしれない。

読んでくださり、ありがとうございました‪⸜(*ˊᵕˋ*)⸝‬💕✨ このストーリーは、ずっと書きたくて書きたくて…。 やっと内容がそろったので書くことが出来ました✨ 最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました(*´˘`*)

おまけストーリー

💙くん

やべぇ、トイレ漏れるところだったわ〜‪w

💙くん

って、あれ。今あっちに行ってたのって…

💙くん

「💛くん…?」

ふわふわな栗色の髪に、黄色のカーディガン。 僕より少しだけ(いや、かなり)背の高い、男の人。

💙くん

「絶対今の💛くんだわwwついて行って、脅かしちゃお〜‪w」

そうして僕は、💛くんの後ろをこっそり付いて行った。 💛くんが向かっていた先は…。

キイ…🚪

💙くん

やべっ、流石に一緒に入ったらバレるよな…。

僕達が泊まっていた部屋とは離れた、でも、凄く眺めのいいバルコニー だった。

💛くん

「はぁ…」

窓越しから、💛くんのため息と独り言が聞こえ始める。

流石に、💛くんのプライベート(?)を覗いてしまうのは 気が引ける。

💙くん

まぁ…戻るか…。

💛くん

「💙ちゃん…どこに行ったのかな…。」

💙くん

「…っ!?」

聞き間違いでは、ない。小さかったけれど、僕の耳にははっきり聞こえて きた。💛くんは、僕の名前を呼んだのだ。

あまりにも予想外の言葉に、心臓の鼓動が早くなっていく。まだ何か💛くんは言っているみたいだけど、僕の鼓動の音がそれを聞かせてはくれなくて…。

この音は、窓越しの💛くんにも漏れちゃってるんじゃないか、ってぐらいに、大きくなるばかりだった。

💙くん

なんで、僕の名前を…。

💙くん

もしかして、なんかあったのかな…。

そうだったのだとしたら、呑気にここで聞いている場合ではない。

"僕"が、聞いてあげないと。そばにいてあげないと。

💙くん

「💛くん、まじかよ…。こんな展開になるとは…苦笑」

💙くん

まぁ、でも…。

キイ…🚪

💙くん

「はぁ〜、寒っ!!」

💙くん

僕の大切な"親友"だからさ…。

💛くん

「こ、💙ちゃん…!?」

💙くん

いつだって、付き合ってあげるよ。

💙くん

君のために、ね。

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