TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

タイトル、作家名、タグで検索

テラーノベル(Teller Novel)
❤️🖤短編集

❤️🖤短編集

「❤️🖤短編集」のメインビジュアル

20

ホスト❤️🖤1話完結

♥

64

2024年01月28日

シェアするシェアする
報告する

⚠️注意⚠️ 初心者🔰 bl 地雷さん回れ右

※ホストのイメージと違う部分があったらすいません

それは突然の出来事。出会いだった

モブ1

うっわ!汚ねぇ!

モブ2

臭いんだけどw

俺は学生時代虐められてた

ッ、

モブ1

なんか言えよ〜w

モブ2

なんも言えないとか赤ちゃん?w

キーンコーンカーンコーン

モブ1

ちぇ〜、チャイムなった

モブ2

もう行こうぜ

モブ1

あ、忘れてたこれ

俺の目の前に差し出してきたのはとある紙だった

モブ1

予約したんだけど行けねぇからお前行け

ぇ、?

モブ1

え?じゃなくてさ

断れば…

モブ1

なに?行きたくねぇの?

モブ1

てか断れないんだよ

モブ1

予約取り消ししても金かえってこねぇしさ

モブ1

お前に金上げたくねぇんだけど、まぁ仕方ねぇし。

モブ2

ふぅ〜!やっさし〜!

モブ1

ちなみに行かないって選択肢ないからw

モブ1

じゃ、そういうことで。

モブが去っていったのを確認して俺は携帯を出した

なんこのへんな紙。

疑問に思い紙について調べるとホストのことが書いてあった

放課後

わかんな、

ホストって何…?

ホストのことについて調べても理解ができない

お酒を飲むってことはわかったけど、

まだ未成年やし…

さすがにあかn((

モブ1

なに独り言言ってんだよ?

モブ2

まだ行ってねぇの?

モブ2

もしかして道分からないとか?w

モブ1

仕方ねぇ〜俺らが連れてってやるよw

腕を強引に引っ張られ裏路地へと連れ出された

見渡すと外は真っ暗でネオンの光が輝いていた

モブ1

着いた。感謝しろよ?

……

モブ1

なぁ?

あ、ありがとうございます…

モブ2

早く入ってっ

お酒って…!

モブ1

ノンアル飲んどきなよ〜

あとっ!何をすればっ…

モブ2

かっこいい人とかいるから適当に指名しとけば?じゃ

押すように無理やり店の中へと入れられた

中に入ると香水の匂いが鼻に広がって今までにない感覚だった

ホスト2

予約の方ですか?

あ、はい。

ホスト2

えーと、お名前は?

ながs((じゃなくて、

田中です。

ホスト2

田中さんですね。

ホスト2

こちらへどうぞ

指示に従い男性の後ろをついて行った

ホスト2

こちらの席でお待ちください。

分かりました。

恐る恐る座るとソファーはものすごくふかふかで心地が良かった

なにすんのやろ…

数分経った頃知らない男性が隣に座ってきた

ホスト1

井上と申します。今日はよろしく

は、い、?

えっとこれって…?

ホスト1

指名の方間違えましたか?

指名……

多分大丈夫やと…

ホスト1

そうですか

プツンと会話が終わりずっと黙ったまま

そんな雰囲気が嫌で必死に話題をみつけていたところだった

ホスト1

この場初めてですよね

あ、そうです。初めてでよく分からなくて、

ホスト1

初めての方なら今日VIP席に無料で招待しますよ

そんな変な誘惑。

VIP席なんて普通有料に決まってる。ホストを知らない俺だってわかる

無料なわけないですよね?

ホスト1

それが無理なんですよ

ホスト1

大丈夫です。信じてください

真っ直ぐな瞳で見られると断れなくて頷いてしまった

ホスト1

それではこちらへ

俺の手を力強く握って離さないとでも言うように強引にVIP席へと連れられていった

ホスト1

こちらがVIP席となっております

VIP席に人はいるだろうと思っていたが見渡すと人は全く居なく俺とホストの人だけだった

VIP席てなにする場所、

ホスト1

はぁ〜…これだから始めて来た人はいいんだよ。

ホストの井上さんは突然口調が変わり口元がニヤリと笑っていた

ホスト1

これまで会ってきた中で1番君が可愛い

ホスト1

田中くんだっけ?

危ない状況に決まってるのに違う苗字を言われると口が緩んでしまう

ホスト1

何笑ってるの?田中くんも期待してるの?

ジリジリと距離を詰められ俺は後ろに下がっていく

ホスト1

逃げないでよ♡

ガシッと腕を捕まれ引き寄せられる

ちょ、やめてくださいっ!

相手は片手で俺の両腕を拘束し、もう片方の手でズボンを脱がそうとしてきた

誰か、助けてッ!!

ホスト1

そんなの無駄だって〜

ホスト1

大声で叫ぶならキスするy((

バンッ!!と勢いよくドアが開く

なにしてんだよ

という怒りが混じったような声が聞こえてきた

ホスト1

しょ、紫耀さんっ、

ホストの人は怯えるように手を震わせた

その手離したら?

ホスト1

は、はいっ…すいませんでしたっ!

ホストの人は勢いよく去っていった

君大丈夫、?

後ろを向くと整った顔。

は、…え?

紫耀

ふはっ!固まりすぎ。

紫耀

緊張しなくていいよ

はい…

紫耀

確かにね〜よく見ると整った顔。

紫耀

君のこと噂されてたよ

へ?

紫耀

こんな場所女の子しか来ないし、でもたま〜に男の子が来るけどね

紫耀

そのたまにしか来ない男の子の中で君が1番顔が整ってるから

そ、うですか…なんかありがとうございます、

紫耀

てか君田中じゃないでしょ

紫耀

君初めてみたいな顔してるし田中くんって何回も来てるから

紫耀

ほんとの名前なに?

この人は察しがいいって話してみて一瞬でわかった

地頭がいいんだな〜と思い感心。

紫耀

ねぇ?聞いてる?

すいませんっ!聞いてなかったです…

紫耀

もぉ〜笑

紫耀

名前。なーに?

永瀬、です…

紫耀

下の名前は?

廉…

紫耀

永瀬廉。か、

紫耀

いい名前。なんかしっくりくる!

あなたは、?

紫耀

俺は平野紫耀

紫耀

うわっ!やば!!ごめん!そろそろ戻らないと…

紫耀

廉手広げて?

こう?

紫耀

そう

俺の手の上に紫耀の手が置かれなにかを渡される

紫耀

じゃーね!そのままお店から出ちゃっていいよ!

1人に残された部屋で紫耀に渡された物を確認した

お、お金?!

手にはここに入る入場料分のお金が渡されていた

その中に紛れて小さく折られている紙があった

この紙…名刺、?

てところからが俺と紫耀が出会ったな〜

紫耀

懐かしッ!

今は紫耀の家にお邪魔している。

さっき俺と紫耀が出会った場所。ホストの話をしていた

紫耀

てか俺廉と初めて出会った時ちょっと素っ気なかったかも笑

ほんまに?笑

全然そんなこと無かったと思うけど、

ほんまにあの時守ってくれてありがとーな?

紫耀

まぁ廉の声のおかげだけどね?

紫耀

廉が叫んでなかったら気づかなかったと思うし、

叫んでよかったぁー…

紫耀

でさ、あの時………

あー、あったなぁ…紫耀さ…………

紫耀

ふはっ!やば!

ほんまに紫耀と出会えて幸せやな。

これからも永遠に一緒にいられますように。

そんな気持ちを心の底から祈った。

𝙚𝙣𝙙

この作品はいかがでしたか?

64

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
;