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テラーノベル(Teller Novel)

ピピピ とうるさく鳴り響くアラーム

いつものように強く叩いた アラームは

おとなしく音を止めた。

れる

はぁ…

変わらない朝が来た。

学校へ行く道を歩けば

ランドセルを背負った小学生

髪を派手に染めた大学生

スーツを着たサラリーマン

色んな人とすれ違う

厄介なものだ

見たくもないものがいつでも 見えてしまう状況なのだから

その もの とは──

心 である。

ガラガラ と扉を開ければ

モブ

そういえばさー!!!

モブ

奢りあざすーww

やかましく喋る声が聞こえてくる

誰の顔も見ないように下を向いて 席に着く

席に着いたら寝るか本を読むか

それか何処かへ逃げるか

今日は時間もないし机に突っ伏していた

先生

席につけー

めんどくさい時間が来た

どうしても顔をあげなければならない

長く伸ばした前髪の奥で目を閉じる

相手の目を見なければ

いらない能力も使い物にならないから。

この作品はいかがでしたか?

188

コメント

15

ユーザー

続き楽しみ!!

ユーザー

めっちゃ面白かった!

ユーザー

毎週火曜日に投稿予定です!! 時間帯は特に決めてないです😵‍💫

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