喧嘩

stxxx BL 桃青 ﾀﾋねた

昔恋人をころした

軽い言い合いだったんだ

本心なんて一つもなかった

ただちょっと淋しくて

ただ少し悲しめばいいと思って

僕みたいに弱くなかったから

しんじゃうなんて思わなかった

彼の心は強かった

でも不器用で、優しくて

僕が悪いんだ

彼を信用しなかったから

自分の求めてるこれ以上を 彼に知られたくなかった

すごい汚い気がして

そのくらいわかってくれればいいのに

なんて思いながら彼より後に家に帰った

オムライスを片手にドアを開けて

返事がないけど

近くの実家に帰っただけだと思って

1人は淋しくて嫌いだから

なんとなく部屋から逃げた

でもこの時逃げなければ

彼にも明日が来ていたのかもしれない

道端で彼の母親を見かけて

すごく不安になって家に帰った

お風呂場で冷たい彼を抱きしめて

ただ吐き気を我慢するだけだった

この時不安だったのもあるが

後から聞いた話によると彼の死体の腕は ぐちゃぐちゃだったらしい

手首をたくさん切って浴槽につける

簡単な自殺方法

手首はぐちゃぐちゃで 常人なら正気でいられないほど

僕が彼を殺した

何度も狂ったように訴えた

でも自殺だったし通報したのも僕

僕の話を聞いても喧嘩しただけ

僕は彼の死に関与してない

彼は自殺

これで話は終わった

ぼーっとしながら家で待ってたら

インターフォンが鳴る

それどころじゃなかったけど

出なきゃ行けないって謎の使命感

こんにちはも言えない

彼の名前、

出なかったはずの声を振り絞る

軽いけど大きな段ボールを抱えて 部屋に戻る

段ボールを開けると 彼の好きなカップラーメンが大量に

その瞬間本当に吐きそうだった

桃くんだって明日を考えてたんじゃん

　気持ち悪い、気持ち悪い

桃くんが食べるはずだった カップラーメンなんて食べれない

もうやだ

僕の明日も誰か奪ってよ

なんて願いながら ネット通販で買い物をして

屋上へと繋がる階段を登った

このあと予定あるから はやくお昼食べたいんだけど

リビングにお兄ちゃんの 彼女きてて気まずい

らゔお兄ちゃんと歳離れてて

彼女さんお兄ちゃんより年上だから まじで年齢差怖い🥹