今日も平和な一日を過ごそうとしていました
そんなある日ある男が尋ねてきました
男
少し私を匿ってはくれませんか
Lea
はい、いいですよ。どうぞ中へ
男
ありがとうございます
Lea
いえいえ
Lina
お姉様!あれ?レアどうしたの〜?
Lea
この方が尋ねて来たのよ
Lina
おじさんどこから来たのー?
男
遠い村の田舎者ですよ
Lea
あら、わざわざ遠いところから
Lea
あら?あなた怪我を
男
あ、すみませんさっき転んでしまって、、
Lea
あら、なら使いに手当を
男
申し訳ございません
Lea
いいのよ、早く手当してあげなさい
召使い
はい、こちらへ
男
ありがとうございます
召使い
はい、大して深い傷では無いですがナイフで切ったような傷でした
Lea
心の声「ナイフ……?どういうこと、たしか転んだって」
男
いやいや、ありがとうございます。こんな丁寧な手当をありがとうございました
Lea
心の声「……」
Lina
おじさん遊ぼー!
男
もちろんいいですよ姫
Lina
姫だってお姉様!
Lea
そうね
Lea
あ、リナ少しお使い頼める?
Lina
お使い?行くー!
Lea
ありがとう
Lina
いってきまーす!
Lea
行ってらっしゃい
リナ姫はレア嬢に頼まれお使いに出る
家があーなるとも知らずに
Lina
へへ、お姉様喜んでくれるかなぁ
Lina
え……
召使い
リ、リナ嬢様……屋敷が!
Lina
分かってる!!どうして…は、早く中に!
召使い
行けませんリナ様!
Lina
だ、だって中に…中にまだお姉様が!
リナが帰ると屋敷は業火な炎により燃えていました
家の周りには避難した使いたちがいた
しかしあの人の姿はない
あの男の姿も
Lina
お姉様…レア!!!
召使い
リナ様!!!
Lina
レア…レア…どこなの、レア
Lea
……こうなるなんて思わなかったわよ…ごめんなさい、リナ……
男
あなたもこれで終わりです。
さようならレア姫
Lina
レア!!
男
ちっ
Lea
リナ…
Lina
レ…ア…?
Lea
早く逃げなさい…
Lina
いや、嫌よ…レア……
召使い
リナ様!早く避難を!
Lina
レアをほっとけない!
Lea
いいから早く!
召使い
すみませんレア嬢様……
Lina
や、やめて!レア!やだ!レア!!
Lea
ありがとうリナ……大好き