美咲と廉は付き合っていた。
廉は生まれつきの病気で余命も着いていた。
医者
廉さんはあと、余命1日です。
美咲
はい?ほ、ほんとですか?
医者
はい。廉さんは生まれつきの脳腫瘍です。
美咲
そ、そんな!いきなり言われても…
美咲は廉の病室に駆け込んで
美咲
廉!
廉
…
廉
み、さき…
廉は震えるような声で答えた。
美咲
なんで隠してたの?
廉
心配…かけたく…なかった…から…
美咲
廉のバカ!なんで早く言わなかったの?もっと早く行ってればもっと思い出が作れた!もっと愛し合えたのに!
廉
…ご…め…ん…
美咲はうつむいたま泣いていた。
廉
今まで…ありが…とう…
美咲
やだ…逝かないで…
美咲
これから私どうして行けばいいの!?私を置いていくの?
美咲
酷いよ。
廉
…
廉
余命…いつって…言われた…?
美咲
美咲
美咲
明日…
廉
そう…か…
廉