僕にとって、このやりとりは、毎日行われるもの これが普通だから。
母親
子音
母親
子音
母親
母親
子音
子音
母親
母親
母親
母親
子音
このときはまだ、これがあたりまえ、普通なのだとおもってたから けど、あの出来事によって僕はとんでもない所にいるのだと 親の異常さも分かった
母親
不在着信
母親
不在着信
母親
不在着信
母親
不在着信
母親
母親
子音
子音
母親
母親
母親
子音
子音
母親
子音
子音
母親
母親
母親
子音
母はたまに理解が出来ないほど、理不尽に怒り出すことがあった 僕と話すときだけ。 …そんなことを考えてたら、家に到着
子音
母親
母親
子音
母親
母親
母親
父
父
母親
母親
父
母親
母親
父
父
子音
子音
正直、家に帰れば皆の想像するような家庭ではなく ごく一般のどこにでもあるような家庭にすぎなかった しかし、ある日、母との毎日の約束を守れない日がやってくる 僕ももう高3で、ある程度進路が決まってくると、僕の進学先は父の卒業した大学に行くことが決まって 僕は高校を卒業してすぐ、父の実家の祖父母の家へ住むことになった
父
子音
母親
子音
子音
父
父
父
子音
親からの見送りもしてもらい、父の実家に向かう新幹線に乗ったとき また、母からメッセージが届いた…
母親
子音
母親
母親
子音
子音
母親
母親
母親
子音
母親
子音
子音
母親
子音
子音
子音
母親
母親
母親
母親
僕もいらだっていたせいか それからは母さんのメッセージは読まないことにしていた
子音
子音
父
子音
父
子音
子音
子音
きっと父さんは仕事で忙しいのだろう そう思って父さんからの返信を待つことにした
そう、 殺された人物は僕の母だ あれから僕の行く予定だった大学も行けなくなり、僕はいま父の祖父母の実家の店を継いでいる ときどき いまでも思う、 もしこうなると決まっていたなら あの時母の言葉を素直に聞いておけば良かったと 早く気づくべきだった あのメッセージは母からのSOSだったのだと