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あの日は人生最悪の日だった
私が大嫌いだった君と同じクラスになった日
桜が散りかけていたあの日
生徒1
生徒2
木村うた
広瀬はる
木村うた
広瀬はる
木村うた
大好きな友達とはみんな離れた
見事に私だけ1人とも一緒にならずに
クラス運だけはない私は学年を騒がせている男子の集団と一緒のクラスになってしまった
松木りょう
松木りょう
広瀬はる
生徒会を務めていた私のことを知らない人はいなかった
いい意味でも、悪い意味でも
松木りょう
松木りょう
松木りょう
豊田しゅん
豊田しゅん
広瀬はる
豊田しゅん
背が高く勉強もそこそこできて
部活でも活躍している彼は学年のみならず学校で注目されていた
だから、モテる。
振られた女子は多数で
経験も豊富だった
泣かされた女子も少なくない。
広瀬はる
広瀬はる
私は生徒会に入る前の演説会で大変目立ってしまった
なぜなら声が高いから
私は他の女子に比べて声が高い
しかも緊張したら声が裏返る
演説会で緊張しまくった私は声が裏返ったまま演説してしまった
普段の声とちがくね?
その一言でみんなの目線は変わった
話したこともない人も私のイメージをぶりっ子だと決めつけ
勝手に悪口を言われた
直接言われたこともあった
それは軽いいじめだった
トラウマになってしまった私は完璧に閉じこもってしまった
広瀬はる
広瀬はる
クラス替えをしてはや2ヶ月、私には友達ができず
休憩時間は課題をしたり読書をするようなめっちゃ真面目女子になっていた
広瀬はる
広瀬はる
豊田しゅん
広瀬はる
広瀬はる
広瀬はる
豊田しゅん
豊田しゅん
広瀬はる
広瀬はる
そりゃそうだ
クラス1地味な女子に
クラス1の中心人物が話しかけているのだから。
豊田しゅん
豊田しゅん
広瀬はる
広瀬はる
松木りょう
松木りょう
広瀬はる
クラスの中心男子の集団が私と松木くんの席の周りを取り囲んだ
緊張しすぎて、何話したか曖昧だけど。
広瀬はる
広瀬はる
広瀬はる
その日を境に豊田しゅんは私に頻繁に話しかけてくるようになった。
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