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『 アーニャ 』歌詞パロ

『 アーニャ 』歌詞パロ

「『 アーニャ 』歌詞パロ」のメインビジュアル

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歌詞パロでアーニャ目線でやっていきます。

2023年01月21日

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皆さんこんにちは

巉です

今回は私の好きな曲で歌詞パロ!

☑巉の妄想
☑アーニャ病み気味…?
☑口調可笑しい
☑原作と少し変えてるかも

曲は「The Best」

それではどうぞ

モブ田

みんな、今までありがとう!

モブ子

ううん!!幸せになって!

大勢の声が聞こえる

モブ美

モブ田、行くわよ

モブ田

はい!!!

モブ美

ありがとうございました

スタッフ

いえいえ、モブ田君、幸せにね

モブ田

はい!!

アーニャ

ぬいぐるみを抱き締める力が自然と強くなるのを感じながら見守る

人が紡ぎあげた欠片達を

窓の外から眺め続けた

彼らが去った事を確認する前に ベッドが置かれている部屋に戻る

ドアを作ることもできなかった

幼い少女… アーニャがそっと小さく溜息をつく

それは幼い僕のプライド

モブ子

モブA!遊びましょう!

モブA

いいよ!何する?

隠し事をしてました

モブ子

アーニャちゃんもどう?

アーニャ

ぇっ…あ…

モブA

(やめてよそんな気持ち悪い子)

モブA

(わざわざ誘わないでよ)

アーニャ

っ…アーニャは…いいかな

傷付くのが嫌でした

やっと築いた僕だけのお城は

あまりに

目の前にいた子達が手を繋いで 外に向かって走っているのを見守る

"空虚"で満ちていました

スタッフ

どういう子がいいですか?

ロイド

そうですね…

何時ものように一人で遊んでいると 一人の男性がやってきた

ある日現れた貴方は

ロイド

(ミッションに必要だからな…)

ロイド

ねえ、君

アーニャ

…?

彼が私の前にやってきて 視線を合わすようにしゃがむ

ロイド

読み書きはできるかな?

アーニャ

…うぃ

ロイド

そうか

彼は優しく微笑むと立ち上がり

ロイド

この子にします

そういい私の手を 大きな彼の手で握られた

アーニャ

…(あたたかい…?)

僕が望む全てを持ってた

スタッフ

そ、そうですか…でも…

スタッフ

その子は無口で無愛想で…

スタッフ

(そんな気持ち悪い子をわざわざ…)

思わず地面を見る

そんな私を見たのか彼がしゃがむ

ロイド

君…手冷たいね…、

悲しいくらい冷たいね

ロイド

ずっと寂しかったのか…?

ずっと寂しかったんだね

大きな腕に抱き締められた

それは他の大人に抱きしめられた ように冷たくなくて、温かかった

その温もりすらも

怖くなってしまった

怯えて

思わずその胸を押し腕の中から出る

離れて

ロイド

ご、ごめん…。怖かったかな?

スタッフ

ほら、この子は無愛想なの

スタッフ

なのでこの子はやめといて…

ロイド

いえ、この子にします

再び手が握りしめられる

スタッフ

わかりました…では明日にでも…

ロイド

わかりました

そのまま彼は一度私に微笑み 去っていった

スタッフ

ほら、アーニャ!着替えるわよ

アーニャ

…うぃ

スタッフ

まさか貴方のような子を選ぶなんて

ぶつぶつ呟きながら服を出している

スタッフ

ほら、はやく

無理矢理着せられた

飾って

測って

スタッフ

ほら、これも取って

髪飾りに伸ばされる手を見

アーニャ

やっ…やめてっ…!

乱れて

貶して

扉を開け走り出した

逃げ出した

広場に出ると大勢の声が聞こえる

楽しそうな声だった

人が紡ぎ上げた欠片達が

アーニャ

…っ…はあっ…

息を落ち着かせ ぬいぐるみを抱きしめる

折り重なるのを羨んでいた

ロイド

アーニャ、

急に呼ばれ 前を見ると昨日の彼がいた

孤独に作り上げた僕の城

優しく微笑んで伸ばされた手

ドアを閉ざした僕のプライド

そっとその手をとった

ロイド

アーニャ

ヨル

アーニャさん

アーニャ

ちち…、はは…、

隠し事をしてました

失うのが嫌でした

やっと現れたお城の住人

彼らがそっと私の体を抱きしめる

アーニャ

…?

初めての愛に

戸惑いました

アーニャ

…アーニャのこと

アーニャ

カワイソウって思ってる…?

同情なんかはよしてよ

お前にわかってたまるかよ

ロイド

アーニャ…

ヨル

アーニャさん、大丈夫…

ヨル

大丈夫ですよ…

そう言う彼らの服を握りしめる

握って

齧って

思わず目から出た涙が頬を伝う

思わず握りしめる力がこもる

暴れて

それでも

それでも

こんなアーニャにも 優しく抱きしめてくれた

あなたは 拾って掴んでた

前半【完】

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