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美鈴先輩
怪我はないか？
美鈴先輩
制服は学校のがあるからなんとかなるな…。
美魅
あ、あの
美鈴先輩
ん？なんだ？
美魅
えっとあなたはどなたなんですか…。
美鈴先輩
え？笑
美鈴先輩
まさか聞かされてない？笑
美魅
？
中田先輩
双子だよ双子。
美鈴先輩
どうも中田美鈴です笑
美魅
先輩双子だったんですか！？
美魅
髪の色…
美鈴先輩
こいつ昔有名な不良だったんだぞ笑
美鈴先輩
毎回怪我して帰ってきてな笑
中田先輩
昔話なんかするな//
中田先輩
黒歴になんだから…
美魅
(照れてるの可愛いな…。)
美鈴先輩
怪我はないみたいだな
ドアが開く。
優歌
美魅！
中田先輩
なんだてめぇまた蹴られてぇのか⁉
美魅
先輩…(横に頭を降る)
優歌
そうゆうんじゃないです…。
優歌
謝りたくて…。
美魅
なんでそんなこと思ったの。
優歌
…。
優歌
私もそうだったから…。
優歌は眈々と話してくれた。
優歌も同性愛者なこと。
それをきっかけにいじめにあったこと。
家族まで自分を毛嫌いしてきたこと。
自分と同じなはずの美魅が堂々としていられて羨ましかったこと。
優歌
ごめんなさい…。
なぜかそんな気がしていた。
優歌
ｯ⁉
優歌を優しく抱き締めた。
美魅
苦しかったよね…。
美魅
もう大丈夫。
美魅
私はあなたを嫌わない。
美魅
ありのままの優歌でいてなにがあっても側にいるから。
優歌
ｳｯ
優歌は泣き崩れた。
中田先輩
いいのか…。
中田先輩
いじめられてたんだぞ…？
美魅
いいの。
苦しい目をしながら泣きそうな目をしながら私を見つめていた。
助けてほしそうな。そんな目を
美魅
優歌…。
優歌
ｳｯ…。ﾋｯｸ…
美魅
貴方は普通だよ。好きな人が例え同姓だったとしてもね。
泣きながら笑って
優歌
ありがとう…
美魅
二人だけのご飯…( ；∀；)
美鈴先輩
ｲｯｼｼ(*￣∇￣*)
優歌
いいじゃん優歌も混ぜてよ
優歌
先輩に何かされたらやだし？
中田先輩
なにかってなんだよ。
中田先輩
私はいじめをする酷いやつじゃないんだけど？
優歌
ｳｯ…
美鈴先輩
まぁまぁいいじゃん
美鈴先輩
仲良し四人組的な？笑
美魅
二人だけのご飯…。
中田先輩
美魅！行くぞ！
美魅
ﾍ?
先輩に腕を捕まれた
中田先輩
逃げるぞ笑
美魅
はい！
優歌
あっ美魅！
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