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はい。イジメ

はい。イジメ

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2

はい。いじめ 2話

♥

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2019年09月27日

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翌日

先生

どうだ少しは落ち着いたか?

先生

じゃあ昨日言ってた模擬テストやるぞ

鈴木

鈴木

鈴木

(筆箱がねぇ…?)

鈴木

(なんだ?くそっ…)

鈴木

(どこいっ─)

鈴木

そう

たったこれだけのことで僕の死へのカウントダウンは始まりを告げたのだった─

鈴木

鈴木

わりぃ…先生筆箱忘れたわ鉛筆貸してくんね?

玲央

先生

なにぃ?仕方ないな

男子トイレ

松山

いや、俺じゃねぇよ本人に聞いた方がよくね?

鈴木

はっあんな奴がんな事しねぇだろ?

鈴木

どうせ暇つぶしのネタ欲しさにやったんだろうが…ハクジョーしろ

松山

そう言われてもガチで知らねぇしな

鈴木

はっ

鈴木

ま…どうせ暇だし釣られてやるけどな─っくく

先生

で…ここからここまで!!

先生

絶対にテストに出ないからよっぽどの暇人以外覚える必要ないからな!でも一応覚えておけ!

玲央

(どっちだよ…)

玲央

(最初は怖かったけど)

玲央

(別に何するわけでもないし…次の席替えまで無事過ごせそうだな)

トンっ

玲央

(ビクッ)

鈴木

許してやってもいいぜ?

玲央

!?

玲央

(ゆ…許す…?)

玲央

(え…?一体…なんの話し…)

鈴木

オイ何しかとしてんだ聞こえてんだろうが

玲央

い…いや、なんの事か…

鈴木

とぼけてんじゃねぇぞ

鈴木

俺の筆箱隠したろうが

鈴木

こっから見えてんだよ

玲央

!?

玲央

(ふ…筆箱?)

玲央

(な…なに言ってんだ?)

ガサゴソ

カツン…

玲央

…な…

玲央

(なんで…)

玲央

(間違っても僕じゃない…一体誰が…)

玲央

(まさか鈴木松山人?困縁をつけるために?)

鈴木

テストん時筆箱ねぇとかありえねぇだろ

鈴木

絶対内申に響くよな

玲央

鈴木

でも許してやらんでもねぇぜ?

鈴木

今すぐ青木(先生)殴ってこいよ

鈴木

それでチャラにしてやる

玲央

(せ…先生を殴る…)
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