私は手足を縛られて真っ暗な部屋？のような場所にいた

え、なにいってんの？こいつ？

本当に私は死んだの？

私の言葉を無視し話始めようとする

だけど今の私はそれを信じてしまいそうな状態にあった

そう、奴隷のような毎日だった。

お前だって私と同じタイプの癖に。

逆らえばお前がターゲットになるもんな

思わず舌打ちをしたくなる

だけどまたそれすらも出来ない自分が嫌になる

こうなれば謝るしかないことも私には逆らうほどの力がないことも分かっているんだ。

痛くて泣きそうになる。

何度死のうと思ったことか

毎日毎日、終わる日を願って生きてきた。

頭を踏まれるぐらいで済んだらいいと思えた

酷い時はもっと色んなことをされた

今日はされませんように…

放課後

仕方なく来てしまった、1度来なかった時次の日痣になるまで殴られたことがあるから。

恐る恐る聞いてみる

今までも放課後に万引きさせられたりほぼ裸のような水着を着せられたりした

そこにあったのはあまりにも汚らわしいものだった

私は腕をしばられ服を脱がされる

そこからのことはあまり覚えていない

したくもないのに喘いでしまってそれを楽しそうに2人が動画におさめていた。

あの時の私に人権など無かったんだ

いや、人、動物、昆虫。この世の全てのものとも思われていなかった。

あの日以来の記憶がなかった 私は自殺でもしたんだろうか？

あんなことがあって記憶を失ったことを思い出すと本当に死んだんじゃないか。

目の前の死後案内人のことを疑う気もなくなってきた。

体の内部に何かが入り込んだ、ビシャッ

気づいた時には遅かった、これは…

これでいじめにあって、自殺するような奴は死んだと言っても信じるかっていう実験が成功した

まあいいだろ、どうせ虐められるぐらいの人間の価値なんてたかが知れてる。

さて次は誰にしようか？ 実験結果は色んな人で試さないと分からないからな──────

SNS上だけでもこんなに虐められて助けを求めている奴がいるんだな、ふふ、すぐに俺が助けてやるよ

次のターゲットは君に決めたよ夏帆ちゃん