鈴木美月
こちらは、上司の村主です
村主隆司
村主隆司です
待田無夫
ふむ
待田無夫
依頼内容をお聞かせ願いますな
鈴木美月
この人を殺害してください!!
待田無夫
ほぉ
待田無夫
ファッションデザイナー、モデルみたいな顔ですな
村主隆司
ファッションデザイナーもしているモデルです
村主隆司
ただ、こいつが、わたしらの受注を蹴ったせいで、多大な赤字になりまして
鈴木美月
はい
待田無夫
ふむ、調べた上で、対処しましょう
待田無夫
やはりそうでしたか
朱雀准一
だいたい、色仕掛けなんて令和の時代にすることですかね
待田無夫
確かにね
待田無夫
あ、あと、若い人から聞いていたのと違う発言もあったから、確認するが、~~は?
朱雀准一
あぁ、じゃあ公表すべきですかね
浦元毅
で、村主、いつになったら依頼を引き受けにくるんだ?
村主隆司
ま、まだ、連絡は、来ておりません
鈴木美月
しゃ、社長、朱雀の動画が…!!
浦元毅
ん?
朱雀准一
さまざまな経緯があり、紹介することになりましたが、ファッションデザイナーの朱雀准一といいます
朱雀准一
こちらは、愛娘の朱雀咲菜です
朱雀准一
咲菜は、耳が聞こえず手話で会話します
朱雀准一
まだ5歳と小さい子のため、妻と二人で一生懸命に愛情を持って育てています
朱雀准一
今回、わたくしが、こうやって愛娘を出すことになったのは、浦元出版社の専属モデルにならないか、と言われまして
朱雀准一
ただ、その契約だと娘に会う日が少なくなると思い、契約を変えない限りは無理だといいました
朱雀准一
そうしたら、今度は、その浦元出版社の秘書、鈴木美月という女性に迫られ、愛人でもいいから、といわれました
朱雀准一
そして、ついに、彼等は、わたしを殺そうとしたらしいのです
浦元毅
な、な、な、な
村主隆司
ど、どうすれば
鈴木美月
あのクソヤロウ!!
浦元毅
これでは…社会的に…、わたしが、ころされ、る
村主隆司
と、とりあえず名誉毀損でうったえれば、い
村主隆司
あぱっ
村主隆司
ドサッ
鈴木美月
ひぃ!!?
浦元毅
う、うた、れた?
浦元毅
わ、わたしも、か?
浦元毅
アガッ
鈴木美月
ヽ(ヽ゚ロ゚)ヒイィィィ!
鈴木美月
ヽ(ヽ゚ロ゚)ヒイィィィ!
鈴木美月は、逮捕された