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亮平
亮平
大介
目を離すといつもそう
手に傷をつけて泣く
亮平
亮平
大介
なにかに怯えるように震え
虚ろな目を動かし
何も無い宙を掴む
亮平
亮平
大介
大介
いつからか
分からなくなった
何もかも苦しくて辛くて
目の前にはいつも
切り開くものがあって
真っ赤に染っていくのを見ると
何もかもを
覆い隠してくれる気がして
心地よかった
それでも
流れ終わると
目の前のことが
分からなくなるから
切った
何も分からないけど
切らなきゃいけないって
大介
大介
大介
暖かく包まれるような感触に
俺は苦しくなる
生きてることを感じてしまう
目の前を見たくない
何も知らなくていい
思い出さなくていい
亮平
ただ
亮平
それだけ