ー桜井先生の家(夜)ー
桜井景子
やー我ながら悪いことしちゃったな
桜井景子
真希ちゃんが「好き」の区別ぐらいつくって、わかってるのになー笑
桜井景子
でもびっくりした…
桜井景子
こんな私の事好きだったなんて
桜井景子
でも嬉しかったのはなぜ?
桜井景子
…もしかして、私も好きなのかな
桜井景子
いやいや、そうだとしても、それ以上は何も無くて私たちの関係はあくまで先生と生徒。
桜井景子
壊さないでおこう。
桜井景子
安全なままで。
ー翌日学校ー
川崎真希
(あぁ、もう、今度こそ合わせる顔ないじゃない…!)
桜井景子
えーと、今日から個別相談はじまるからねー。
やったー自由だぜ!!!
桜井景子
はいそこー、先生と1人の生徒が少人数教室でお話してる間、
桜井景子
残ってる生徒はテスト勉強をしてもらいます
川崎真希
(わ、やばい、個別相談なんて、こんな最悪な状況なのに…)
桜井景子
今日は、出席番号8番まで
桜井景子
えーと、川崎までかな。
川崎真希
(なんでよりによって私!)
川崎真希
(今日は自分の運の悪さを呪うわ)
個別相談の時間
川崎真希
(やばいってやばいって、)
川崎真希
(なんで7番までの子、こんなに早く終わってくるのよ!)
川崎真希
(このままだと、30分ぐらい話せてしまう…)
次ー、真希ちゃんだよー
川崎真希
あっ!うん、
川崎真希
ありがとう