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テラーノベル(Teller Novel)

第1回服にカレー誰が1番付かないか選手権で優勝したフェルです。

…しょうもねぇ大会だな!!

まぁ…うん、

|=͟͟͞͞ '-' )スッ

です。

つーちゃん(敬称略)ありがとうございます!!

✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼

《もっと頼って欲しかった。》

グルッペン

だから何度も頼ってくれと言ってるだろう!?

貴方

そんな事せんでも1人でいけるわ!

グルッペン

なんでいっつも1人で抱え込もうとすんねん!!それでねーちゃんが怪我したら元も子もないやろ!?

貴方

私が怪我しようと私の体なんやから関係ないやろ!?そんな事よりグルッペンらが怪我する方が余っ程嫌やわ!!

普段言い争わない2人が喧嘩をしている。

それだけで弟達は不安だ。

正直俺だって不安。

こんなねーちゃん、見た事ないから。

トントン

ちょ…、二人共やめぇや!

オスマン

せやで、1回落ち着かな話せるもんも話されへんやろ?

グルッペン

お前達は関係ないだろ!?

貴方

ちょ、グルッペン。そんな言い方せんでも…

グルッペン

大体ねーちゃんだって所詮他人やんけ!

グルッペン

どうせ俺らをねーちゃんも捨ててどっか行くんやろ!?

グルッペン

俺らを頼らんのだって役立たずやからやろ!?

貴方

…もういい。

貴方

話にならんわ。

オスマン

ねーちゃん…!

パシッ

貴方

触らんといて。所詮"他人"なんやろ?他人なんかには触らんといてくれる?

オスマン

っ…

ねーちゃんの声は今まで聞いたどの声よりも低くて、

怖かった。

"他人"

ねーちゃんが1番嫌いな言葉。

本当の家族みたいに接してたねーちゃんにとっては、

1番辛い言葉。

トントン

グルさん、あんた頭ちょっと冷やし。
ねーちゃんも冷やしてるやろうから。

グルッペン

…そうする。

バタン。

オスマン

…。

ねーちゃんの居ない家は酷く無機質で、

寂しかった。

貴方

…。

ついカッとなって言い過ぎてしまった。

かと言って直ぐに謝れる程、私は大人では無い。

貴方

…ちーのの、家。

無意識に来てしまったらしい。

少し匿って貰おうか。

グルッペン

…くっそ。

ねーちゃんに無理はして欲しくなくて、

頼って欲しくて、

存在意義が、欲しくて。

ねーちゃんが1番嫌う言葉を言ってしまった。

グルッペン

ただの馬鹿…じゃないか…。

ねーちゃんが俺達に何も言わないのは俺達に心配掛けないように。

怪我をさせないように。

ねーちゃんのその気遣いを踏みにじったんだ…

俺は大馬鹿者だ…

グルッペン

謝らなきゃな…

チーノ

ほんまに1人で帰れんか?

貴方

そんな子供じゃない…

チーノ

はぁ…目元冷やしや…腫れんで。

貴方

余計なお世話や…

チーノ

道気ぃつけや?

貴方

うん、ありがとう。

チーノ

ん。

早く帰ってグルッペンに謝らないと。

あれは彼なりの気遣いだ。

我儘なねーちゃんでゴメンな…

チーノ

!。(貴方)!!!!!

貴方

え?…

ドンッ

鈍い音が辺りに響いた。

トントン

ねーちゃん、事故にあったって…!!

チーノ

大丈夫や。今は寝てるだけ…

オスマン

良かった…

チーノ

弟達は?

トントン

家に置いて来てん、一気に来たら病院も迷惑やろうし…

オスマン

ペ神が来てくれてる。

チーノ

なら大丈夫やな。

チーノ

…?グルッペンは?

トントン

先生の所で、容態聞いてると思うわ。

チーノ

…ほーか。

チーノ

俺らは一旦帰ろか。

トントン

え…でも…

オスマン

トントン

トントン

、分かったわ。

トントン達が帰った後、ねーちゃんの病室(404号室)で、

グルッペン

ねーちゃん…ごめんな…

ねーちゃんの手を取り、呟くグルッペン。

グルッペン

昔にさ、俺とねーちゃんが喧嘩したの。覚えてるか?

誰も居ない病室で、独り言の様にも聞こえる話を延々と話す彼。

どれ程時間が経ったか分からない。

30分程だったかもしれないし、2.3時間だったかもしれない。

何度目かのため息を着き、口を開く。

グルッペン

俺な、本間はねーちゃんに仕事してほしないねん。

グルッペン

いつねーちゃんが居らんくなるか分からへんし、俺らの知らんとこでねーちゃんが知らんやつと一緒に居るってだけで嫌や。

グルッペン

正直言うたらねーちゃんの事ずーっと部屋に閉じ込めてたいし、俺らだけを見て欲しい。

グルッペン

でもそれしたらねーちゃん、笑ってくれへんやろ?

グルッペン

俺らはねーちゃんの笑った顔が1番好きやねん…

グルッペン

ねーちゃん、居らな…なんにも出来へんし…、直ぐ泣くっ…し、

グルッペン

まだ…おれっ、あやまれてない…から、、っ、はやく、おきてや…、。

そのうち泣き疲れて寝たのか、少し静かになる。

暗い病室へ響くのは、微かな寝息と無機質な機械音だけ。

グルッペン

ん…

貴方

お。起きた。

グルッペン

ねー、ちゃん?

貴方

ん、心配かけてごめんな。
おはよう。

グルッペン

ねーちゃんっ…おれ、ねーちゃんに酷いこと…言うて…っ

貴方

はいはい、分かってるよ。焦らんでええからゆっくり。ゆっくりな?

子供をあやす様にグルッペンの背中をトントン。とする。

グルッペン

ごめん…っ

貴方

うん、私こそごめんな。言い過ぎたわ…

グルッペン

うん…

ねーちゃんをキツく抱き締める。

グルッペン

…ねーちゃん。

貴方

ん?

グルッペン

胸もうちょい育てた方がええで。

貴方

喧しいわ。

病室には小さな笑い声が響く。

機械に表示された数字は200。

貴方

いっやー…まさか跳ねられるとは…

オスマン

いや!そんなちょっと死んでくるわ。見たいなノリで死なんといてや!?

貴方

いやいやいや、そんな事じゃねーちゃんは死なへんわ。

トントン

ほんま丈夫よな…

貴方

まぁ、伊達に鍛えてるわけじゃないんよね〜

グルッペン

胸はかt((殴

貴方

HAHAHA、聞こえないな。

オスマン

怖いめぅ〜

トントン

いやホンマに…

貴方

あ、そうだ。相談があるんだけど…

一同

貴方

私の次の仕事場、海外なんだよね。

一同

…?

一同

はぁぁぁぁ!?

貴方

いやー…本当は1人で行こうと思ってたんだけど頼れって言われたら。ねぇ…?

グルッペン

…そういう意味じゃないんだが…

貴方

まぁまぁ!そんな事言わずに〜!

トントン

アホかホンマに…そういうのはもうちょい前から言うてくれへんか…

貴方

えっ!来てくれんの!?

オスマン

当たり前やろ…言われたんやし…

貴方

んふふ、ホンマに可愛いなぁ…

一同

可愛くないっ!

貴方

んふふ

今日も紫咲家からは賑やかな声が聞こえます。

✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼

わーい、という訳でねーちゃんinアメリカ!

次回!アメリカ回!

いぇーい!!!

ふぅ…このテンション疲れたぜ…

あ、途中出てきた数字。意味わかります?

きよよよよよさんの動画見てた方なら分かると思うんですけど、

エラーコードッスね。

またググって下さい。

姉ちゃんチョッロww【完結済み】

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