コメント
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お幸せに(ご馳走様でした
武政から珍しく遊びたいと連絡が来て待ち合わせ場所であるコンビニ前にいる。 プライベートで遊ぶのは本当に久しぶりでちょっぴりドキドキ。
武政
准司
コンビニ前で待っていると、ベンツに乗った武政が俺の前に現れた。 普段は奇抜で派手な衣装しか見てないから黒のジャケットに白地のシャツ、黒のスキニーパンツで黒縁メガネをかけた武政は新鮮だ。 ちょっとカッコイイ……かも? って何考えてんだ!
武政
准司
武政
准司
ヤバいヤバい、武政相手になんでときめいてんだ! 違う、断じてときめいてなどいない!
武政
武政は車を走らせる。
准司
武政
准司
武政
准司
武政
そんな他愛もない話で盛り上がる車内。 武政とのドライブが始まった。
連れてこられたのはイ〇ンショッピングモール。 休日というのも相まって、カップルと親子連れで賑わっていた。
武政
准司
武政
准司
服はこの間買ったし、楽器屋は見飽きた。 正直ショッピングモール自体あまり来ないから何があるのかわからない。
武政
准司
武政
武政が地図を見せて指さしたのは、ブランドもののアクセサリーショップだった。 まあ、見るだけなら。
武政
武政は店に着いてから何かをしきりに探している。
准司
武政
キョロキョロと店内を見て回っていると、店の奥から見覚えのある人物が。
ゆめ
武政
コドモドラゴンのギター担当のゆめだ。 事務所の後輩で、武政とは元下手ギター仲間。
ゆめ
武政
ゆめ
俺は無視か?! しかもサラッと腕絡ませて……。
武政
ゆめ
准司
気づかなかった?ワザとだろ。 何故かイラッとする気持ちを抑えつつ、 ゆめには笑顔で対応し店を出た。 なんだろ、このモヤモヤした感じ。
1時間半後、休憩スペースでアイスを食べていたら武政が走って戻ってきた。
武政
准司
武政
准司
武政
武政は俺にさっきのアクセサリーショップの紙袋を差し出してきた。
准司
武政
袋から出すと、小さな平たい箱。 箱を開けると中には青色と透明色の水晶玉があしらわれたブレスレットが……。
准司
武政
准司
武政
准司
なんか、ゆめに対するモヤモヤが消えた。 武政のこういうとこが好き。 ん?俺今なんて言った?好き? いやいやいや、メンバーで男だぞ?! 今日の俺はマジでおかしい……。
ショッピングモールを出ると、もうすっかり夕方になっていた。 そして武政に連れてこられたのは……。
准司
武政
准司
武政
武政に無理くり手を引かれ、作業員の冷たい視線を見て見ぬふりして観覧車に押し込まれた。
武政
准司
近い……近い! なんで武政は俺の隣に座ってんだ? 向かい合えばよくない?! いや、意識してる俺もおかしいけどさ。 武政のことまともに見れない…////
武政
准司
武政
准司
武政
准司
武政
准司
武政
准司
武政
准司
武政は俺の手を握りしめ、真剣な顔で俺を見つめる。 ヤバい……心臓が破裂しそう/////
武政
准司
武政の真剣な顔を見て、この心臓の鼓動と今までの不思議な感情の正体に気づいた。 俺は……
准司
武政
准司
武政
准司
羞恥心しかない。 好きって伝えるのこんなに難しかった? 心臓が破裂寸前だし顔は熱いし…///// 今なら軽く死ねる!!////
武政
武政はポソリと呟くと、ゆっくりマスクを降ろした。 観覧車の中でこれが何を意味するかは容易にわかる。 顔を近づけてくる武政に俺はゆっくりと目を閉じて答えた。
翌日のライブハウス
武政
准司
参輝
武政
准司
日和
眞弥
准司
武政
参輝
准司
日和
准司
日和
准司
参輝
眞弥
准司
武政
日和
武政
眞弥
参輝
准司
日和
眞弥
日和
准司
日和
参輝
日和
眞弥
参輝
武政
日和
武政
参輝
武政
日和
准司
参輝
眞弥
日和
その後しばらくはブレスレットを弄られまくったけど このブレスレットは一生大事にしよう。