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綺麗やなぁ
kn
満開や!
tn
この時期に来て正解やったな
ut
そこのお嬢さん、僕と一緒に、花見をしないかい?
tn
ナンパすな!
トントンの拳骨が大先生の頭に直撃した
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うっわ、痛そ...
kn
あんまトントン怒らせんとこ...
tn
聞こえてるで?
kn
やっべ
ut
しっまぁ
kn
何やねん
ut
いやん、ちゅめたい
kn
きっしょ
tn
ちかよんな
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くっさ...
ut
最後関係なくない?
tn
酒とつまみ買ってくるか
tn
ロボロ、残っといてくれへん?
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ええよ
tn
すまへんな
タッタッタ...
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...1人になってもうたわ
見渡してみても周りに人は居なかった
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夢のアイツは...
現状、分かっている事は俺らは転生した事
そして、俺以外は記憶がない事
そして、最後は
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アイツは俺らの親友やった事
無い頭で考える
アイツの事をよく知っていた筈なのに
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何で覚えてないんやろ...
〜〜〜♪〜〜〜〜〜♪
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ん?何か聞こえんな...
好奇心が俺の背中を押す
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行ってみるか...
そして、声がする方へ歩いて行く
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!
そこには、俺達より少し若い?青年が立っていた
??
〜〜♪〜〜〜〜♪
俺は、見惚れていた
髪はミルクティーブラウン
瞳の色は、光で輝く 翡翠色、そして片方は春を思い出させる 優しい桜色だった
肌は雪の様に白く、花吹雪の中歌う姿は天使の様だった
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....
もっと歌声を近くで聞きたい
そう思い、聞こえる範囲まで寄った
??
風髪に感じて
??
空を眺めたい
??
あなたに花届けたい
??
向こうは別の世界
??
ほら、蝶々が舞ってる
??
あなたを待っている
綺麗な歌声だった
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綺麗...やなぁ.....
そうすれば、黄緑色のパーカーを着た青年が振り返る
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!
??
....え?
青年は驚いた様に目を見開き此方を見る
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....あ
俺は
俺は思い出した
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ゾム.....?
そうだ、ゾムだ
何故今まで忘れていたのだろう
zm
ロボロ....!
彼は少し泣きそうになりながら俺の名前を呼ぶ
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何で、今まで忘れてたんや....!
zm
会えた....
zm
ようやく、会えたんや!
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ゾム、ごめんな、今まで1人にして...!
zm
もう、ええよ
zm
寂しかった
zm
此処で歌っていたら、また迎えに来てくれるんじゃないかって
zm
でも、もしかしたらロボロは忘れてるんじゃないかなって
zm
少し不安やった
zm
けど、また会えた...
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ごめん、ごめんな...
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そうや、ゾム
zm
?
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俺らとまた、友達にならんか?
zm
!
zm
ええよ!
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ようやく会えたな
相棒