TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

タイトル、作家名、タグで検索

テラーノベル(Teller Novel)

START

そして、昼食後、彼らは家へと返った。

ミネ

あー美味しかった〜!

スピネル

満腹暴走族!!

イーブイ

…この人、大丈夫なんですかね...

彼は雪山で戦ったブースターを見ながらそう言った。

???

...うう...

???

...ここは...

だんご

あ、起きた!

???

お前は...

彼はあの雪山での戦いを思い出しながら、

なぜ助けたんだ?というような顔で見ていた。

だんご

お前、じゃなくてうちはだんごっていうんだよ!

ミネ

私はミネ!

スピネル

うちはスピネルっていうよー!

リアンジェ

私は、リアンジェなのです。

るる

私はるる。

イーブイ

僕はイーブイって呼ばれてます!

自然と自己紹介をする様な雰囲気になった為、各々が自身の名を名乗っていった。

???

......

炎斗

...俺は炎斗。

炎斗

...なんで俺を助けた?

ミネ

ん〜、何となく...ほっとけないって言うか...なんというか...

るる

なんか上手く言葉に表せられない...

リアンジェ

まぁ、何か色々と元の世界に戻る手掛かりを握ってそうだったので...

炎斗

...手掛かり、か。

炎斗

知っているっちゃ知っているが...

炎斗

一つだけ言わせてもらう。

炎斗

お前ら、仲良くし過ぎると後悔するぞ?

るる

...何で?

炎斗

元の世界に戻れたとしても、今見たいに会えて、話せるとは限らない。

炎斗

住んでる場所も見た目も分からないんじゃあ、

炎斗

今のポケモンの姿とは全然違う。

炎斗

また会うのはほぼ不可能だろうな。

ミネ

...

スピネル

...で、でももしかしたら、会えるかもしれないし...

炎斗

あっちに何百、いや何万人もの人が居るんだぞ?

炎斗

その中から見つけ出せるのか?

ミネ

...会うよ、

ミネ

どんなに無理だって言われても、また、会うから!!

炎斗

...ふうん、まぁいい。

炎斗

それで、元の世界に戻る手掛かりを教えろって事だったんだよな?

炎斗

...負けちまったし、別にいいか。

彼はそう小声で呟いた。

炎斗

お前らが俺と会った時、祭壇と宝石があっただろ?

炎斗

それと同じ様なのがあと三つある。

炎斗

多分、その祭壇全部に宝石を置けば戻れるんじゃねーか?

だんご

...そうなの?

先程、また会えるとは限らないと聞かされたばかりだからだろうか、彼女は複雑な表情を浮かべていた。

炎斗

さあな。俺もよく分からん。

炎斗

俺が知ってるのはこれぐらいだ。

炎斗

じゃあ、俺はそろそろ帰るとするか。

そう言うと彼の体は一瞬にして炎に包まれ、

次の瞬間、炎がふっと消えた時にはそこに彼の姿は無かった。

教会の様な雰囲気のある一軒の建造物。

そして、その中には5人のポケモン達が居た。

???

今日、皆をここに集めたのは報告があるからだよ。

???

簡潔に言うね。

炎斗が倒された。

リーダーらしき者がそう発言した。

???

この子達に倒されたんだ。

そう言うと、手からホログラムの様なものが出現し、次の瞬間には大きなモニターに変わった。

そして、そこにはミネやスピネル達の姿が映る。 雪山での戦いの映像だった。

???

これに関して、 ︎︎‪”‬ふつうのヒト‪”‬はどう思う?

???

怖いぃ...絶対に近づきたくない、です...

???

命大事に!ですわ〜!

???

ん〜、まぁ、様子見って所かな?

???

...じゃあ、‪”‬君‪”‬としては?

ぶっ潰す!!!

全員の声が揃った。

???

うん、それでこそ霧星隊だよ。

???

じゃあ、全員持ち場に戻ってね。

そして、物語の歯車が動き出す。

loading

この作品はいかがでしたか?

50

コメント

2

ユーザー

続きが凄い楽しみ……!!良いとこで切りますね()

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
;