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テラーノベル(Teller Novel)

中也

今回で最終話だ!

太宰

最後も楽しんでね!

中也

あれ、もう、朝か、、

太宰が何時目覚めるか判らないからずっと起きてる

多分、目の隈が酷い状態だ

帰って来て、一週間ずっと起きてるのだから

中也

何で此奴はすやすや寝てるんだよ、、

中也

手前の所為で俺は寝れてないのにッ、、

中也

馬鹿かッッ、、ポロポロ

虚勢張ってても此の寝顔を見たら何時も泣いてしまう

丸で息をして居ないかの様に寝息を立てず寝ているのだから

そう言えば、接吻をして起きる童話なかったっけ

俺の母親が太宰と俺に読み聞かせしてくれたな、、

懐かしいなあ、、

中也

、、厭真逆彼奴が接吻如きで起きるとは思えねえな

中也

てか、嬉しくねえだろ、普通

試して見る価値はある、、

って何考えてんだ、俺はっ!!

中也

/////

中也

何考えてんだッ、俺ッッ///

でももし、其れで起きるとすれば俺は言いたいことが山ほど有る

そして俺は此の綺麗な寝顔に、唯起きて欲しいと云う願望だけで

そっと接吻をした、、、

此処はどこだろう

与謝野先生、間に合ったのでしょうか

私は別に何方でも良い

だって、間に合わないと云うことは死ぬと云う事

私は約束を果たし、愛する人の前で堂々と死ねたのです

でも、一つ未練を残すとするのなら

中也の初接吻貰ってないっっ!!

じゃなくて

もう少し彼の隣にいたい

中也は望んで無いかもしれません

もしかしたら私だけかもしれません

其れでも

まだ、傍に居たい

太宰

なんて

太宰

烏滸がましすぎるよね

太宰

私には其れを云う資格などない

太宰

あの時中也を助けられなかった人間失格者の私なんか

太宰

綺麗な彼の近くにいて善い筈無いよね

そして潡々堕ちて、沈んで行く私に

一つの光が差し込んで

唇に、仄かな温もりを感じたのです

目が覚めると此処は中也の部屋

詰り私は、生きて居たのです

約束、未だお預けの様だね、、

太宰

あれ、中也は、、

中也

スースー、、

太宰

ッッ///

目の前の光景に吃驚して声が出ないけど

其処には私に抱き付いて寝る中也の姿があった

私より、呑気に寝てる姿を見て心底安心する

太宰

ふふっ、中也らしい

太宰

其れにしても酷い隈、、

太宰

よっぽど私が恋しかったのかな、?

太宰

目元も少し赫く染まってるし

中也を起こさない様にそっと接吻をする

って何をしているのだろう、私

そんな事したら余計起きるじゃ無い、、

太宰

今は何方が眠り姫様かな、、

起きる気配もなく、深い眠りについてる眠り姫

その綺麗で純粋な君が一番好きだよ、、?

戸籍上、兄弟として認定されているから届かない恋だ

中也

んっ、、

太宰

あれ、起きた?

太宰

お早う、中也

中也

えっ、だ、ざい、、?

太宰

うん、お早う

中也

ポロポロ

何故か、直ぐに泣いて仕舞う彼は凄く待ったのだろう

起きない私を

中也

早くッ、起きろよッ、馬鹿太宰、、ポロポロ

太宰

うん、御免ね、中也

太宰

あの、中也

中也

太宰、酷い事言って、御免ッ、、

太宰

え?

そんな事で如何して謝るのでしょう

私は別に怒って居ないのにっ、、

太宰

私、怒ってないよ?中也

太宰

君が正気を取り戻しただけで私、物凄く嬉しいのだから

中也

何で、そんなに優しいんだッ、、ポロポロ

太宰

好き、厭

太宰

愛してる人に優しくしない人なんて居ないでしょう、、?

中也

そう云う事を思ってないのに云うんじゃねえ、、

太宰

思ってるさ、一生ね

太宰

中也、好きだよ?

太宰

私、中也となら何でもできる

太宰

してはイケナイコトだって、ね?

中也

~~~~ッッッ///

中也

そんなの軽々しく云うなッ、馬鹿ッッッ!!///

ねえ、中也

その今の君の行動全てが愛おしいなんて言えば、君は引くのかな

付き合いたいって言ったら君は私のことを軽蔑するのかな

でも云うんだ

後悔しない為に

太宰

中也

中也

何だよ、太宰、、

太宰

私と付き合って、、?

中也

、、は?///

中也

何でッ、てかッ、まずッ///

中也

俺たち、兄弟ッッッ///

太宰

兄弟って言っても、血は繋がって無いじゃない

再婚だか、何だか知らないけど私と中也は本当の兄弟じゃない

詰り、付き合ったって何の問題もない

中也

俺、のこと

太宰

ん?

中也

幸せに、出来るの、かよ、、、///

太宰

ああ、絶対、約束するよ

太宰

中也を泣かせたりなんてしない

太宰

だからお願い

ずっと中也は顔を赤く染めている

照れているのか、恥ずかしいのか

中也

~~~~ッッッ////

中也が照れながら近づいてくる

え、待って近くない?!

そして中也の綺麗な唇が私の汚い唇へ触れる

え、待って、嘘じゃないよねっ、、?

太宰

中也ッ、、?//

中也

悪いかよッッ、、。

中也

太宰の目が覚めなくて、本当に焦った

中也

もう、あんな気持ちはうんざりだ

え、そんなふうに思ってたんだ

え、てか待って!!

太宰

詰り、、?

太宰

私と付き合ってくれるの、、?

中也

そうだよッッ!!

中也

言わせんなあ///

その言葉を必死に照れながら云う愛する人の姿が全ての物より愛おしくて

これほどまでに綺麗な人を貰って良いのか、愛して良いのか

あゝ、もう考えるの辞めよう

太宰

中也、好きだよ?

中也

///

太宰

ねえ中也

中也

なん、だよっ、、///

太宰

顔を此方に持ってきて

中也

え、こ、こう、、?

そして、今先刻中也がしてくれた接吻を私からする

中也

~~~~~ッッ///

太宰

ふふっ、可愛いね、中也

中也

可愛くないしっ、、

もう、此の幸せな時間が一生続きます様に

唯々深くそう願った

兄弟なのに、恋愛なんて?!

𝑬𝑵𝑫

無月

皆さん、こんにちは

有月

こんにちは、

無月

今日で、最終話、終わりですっ!

無月

詰り完結っっ!!

有月

を、言いにきたんじゃないでしょ

無月

え、えへ?

有月

第0章やろうかな~とか考えてる人なんです、全く

無月

詰り過去編ですね

無月

過去編やらなきゃ、よく判らないことばっかなんですよ、此の小説

無月

まあ、見たい人がいるなら、の話ね?うん

有月

じゃあ、♡の数で決めれば、、?

無月

そうだね!!

♡1000以上

無月

多いかな、

有月

まあ、良いんじゃない?そのぐらいで、

無月

じゃあ、最後迄見てくれてありがとうございましたっ!

有月

じゃあ皆さん

無月

おつむつ!!

𝑻𝒉𝒂𝒏𝒌 𝒚𝒐𝒖 𝒇𝒐𝒓 𝒘𝒂𝒕𝒄𝒉𝒊𝒏𝒈 𝒖𝒏𝒕𝒊𝒍 𝒕𝒉𝒆 𝒆𝒏𝒅!!

兄弟なのに、恋愛なんて?!

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