風都
この街では 小さな幸せも 大きな不幸も 常に風が運んでくる
俺の仕事は その風に耳を傾け 小さな幸せを守ってやる事だ。
俺の名前は 左 翔太郎 極めてハードボイルドな 私立探偵だ
街に溶け込んだ俺の姿は 自分で言うのもなんだが 実に様になっている
生きて動いている 男の理想像、って 感じがするぜ。
プルルル
翔太郎
お、亜樹子か
翔太郎
なんだ?
亜樹子
△◯□△○◯!?
翔太郎
うぐ!
い、いや何怒ってんだよ
お前
い、いや何怒ってんだよ
お前
翔太郎
はあっ?
送った画像?
送った画像?
翔太郎
いや、ほら
あまりにカッコよく
ハ~ドボイルドな感じに
撮れたからさ
おまえにも見せて
やろうかと...
あまりにカッコよく
ハ~ドボイルドな感じに
撮れたからさ
おまえにも見せて
やろうかと...
亜樹子
□●□○◯○△!?
翔太郎
いやいや、
別に遊んでたわけじゃ
別に遊んでたわけじゃ
翔太郎
えっ、
翔太郎
依頼人が来る?
こんな夜中にか?
こんな夜中にか?
翔太郎
オーケー
翔太郎
すっとんで戻るぜ
ピッ