縮こまってる

とりま立った

ひょいっ (お姫様抱っこ)

ﾎﾟｶﾎﾟｶﾎﾟｶ

怪訝そうに

頭を押さえる

ﾊﾟﾀｯ

明らか体が良くなさそうな顔

ストン

なんであんたが………！

役立たずのくせに………！

当たり前じゃない

他に誰が居るのかしら

はぁぁぁ？！

とぼけるんじゃないわよ!!!

この失敗作が!!!!!

失敗作の癖に神はあんたの見方をしたのよ!!!!!

信じられない!!!!!

それはあたしが聞きたいの!!!!!

誤ったからってなにになるのかしら

あんたなんて何の価値もないゴミ屑なの。

でも折角だから知人から殺してあげる

そういうと目の前にシンラを用意した

ふふっ

ぐさっ!!!!!

目の前に赤色が広がった。

これは何なの？

ぐさっ!!!!!

ぐさっ!!!!!

どんどん広がっていく赤色と

堪え苦しむ濁点が着いている悲鳴。

それは貴方が憎たらしいから

あんたが全部悪いのよ

あ～ああ。あんたが生きているせいで余計に苦しむんだ

かっわいそ～

次あんたも同じ目に合うんだからね

じゃあ

さようなら❤

ぐさっ!!!!!!!!!!!!!!!

ははっ惨め～

｢虹恋さんｯ!!!!!!!!!!｣

コツン

シンラの背中に頭をつける

シンラside

コツン

心臓が固まりそうだった。

涙声でか細い声で訴えられたから。

普段一匹狼みたいな人がこんな風に助けを求めて来るとは思わなかった

でもそれだけ酷く辛かったっていうのが

なぜか、痛いほど分かる。