フラン
フラン
フラン
フラン
これが私の朝。
お姉様が来るでもなく、 他の家族も来ない。
妖精メイドだって。
フラン
フラン
フラン
フラン
正直言って最初は楽しかった。
でも、今となってはつまんない。
お人形さんは確かに 可愛いと思う。
でも...
フラン
フラン
そう、私は
"お友達"が欲しいのだ。
その時。
ガタンッ
急に物音がした。
フラン
驚いた私はすぐに身構える。
すると...
「いったたた~」
「あれれ~? 何にぶつかったんだろ?」
「まぁいっか!」
フラン
私と同い年だろうか。
年頃近く見える女の子がいた。
しかもその子は...
??
フラン
??
私に興味を持っているらしい。
でも、この時私は知らなかった。
この子が...
私が外の世界に触れる きっかけになることに__。
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