霧島 咲
「ねーねー意外と
イケメン多いじゃん?」
神田 瑠衣
「そお?咲はOKゾーン
広いけんねー笑」
霧島 咲
「うわ!バカにした」
霧島 咲
「てか思ったんやけど
うちらって同クラになると
高い確率で席順 前後やね笑」
神田 瑠衣
「まじ、それな」
神田 瑠衣
「本当やめてほしい笑」
霧島 咲
「それは うちらの
苗字に言ってくれん?笑」
神田 瑠衣
「祖先に言ってくるわ笑」
神田 瑠衣
「んで彼氏候補は絞った?笑」
霧島 咲
「いやさ瑠衣の3つ前の
席の人いるじゃん?」
神田 瑠衣
「1…2…3…」
霧島 咲
「ちょ!指ささんでよ!」
霧島 咲
「あ…!すいません…/////」
神田 瑠衣
「ブフ笑」
霧島 咲
「瑠衣のせいで目が
合ったやんか!!」
神田 瑠衣
「良かったやん!笑
うちの おかげやね笑」
霧島 咲
「バカ恥ずかしい…/////」
神田 瑠衣
「そんで、その人が?」
霧島 咲
「…うちのドタイプ…/////」
神田 瑠衣
「あー…確かに
咲の好みやねー」
霧島 咲
「かつら…ぎ…りょう…すけ」
霧島 咲
「君か〜…/////」
神田 瑠衣
「よく黒板の あの小さい
文字 見えるね」
霧島 咲
「こういう時だけ目 良いの笑」
神田 瑠衣
「都合の良い目じゃの笑」
霧島 咲
「よし!お近づきに
なる為に明日から頑張る!」
神田 瑠衣
「応援してまっせ笑」
咲は早々と気になる人を
見つけたが瑠衣は、やはり
昔の男の子の事が気にかかりつつ…
諦めて次の恋を本気で
しようと決心しようとしていた…
なんせ相手の顔はボンヤリで
名前は全く覚えてないのだから
見つけようにも不可能だ…
神田 瑠衣
(期待なんてしてなかったけど
やっぱ おるわけないか…)
神田 瑠衣
(名前も覚えてないし
顔もボンヤリとしとるし…)
神田 瑠衣
(そんなんで見つける方が
無理難題か…)