研究所
M
約束守れてないじゃん
M
ゾムの嘘つき
M
……みんなそうやって私のこと忘れていくんだね
M
……悲しいよ
M
あの約束は、嘘だったの?
M
ねぇゾム……
M
約束したじゃん……
M
なんでよ
M
ゾムの馬鹿……(泣)
M
私を置いていくの?
M
友達って言ったじゃん
M
忘れないって言ったよね
M
守れてないよ……
M
嘘つき、嘘つき!嘘つき!!
M
私はどうすれば良いの?
M
ずっと一人なの?
M
良いなぁゾムはたくさんの友達に囲まれて
M
私も帰りたい
M
ゾム達の所に
M
……私はまた一人になるの?
M
みんなは、私から離れていくの?
M
私はみんなのために……
M
……そっか
私はいらない子だったんだ
M
役に立ってないから、みんな忘れるんだ
全部嘘、友情、愛情何もかも
嘘、嘘、嘘
そんな世界に私は必要なの? 生きてるのが馬鹿らしくなってきた
なんで生きようとしたんだっけ
M
分からなくなった
誰のために? 何のために必死になったの?
M
全部、全部
消えてなくれ
M
私はいらない子だから
M
必要ないから
M
役に立たないから
死んでしまおう
忘れたい、全部
M
助けに来ないよね誰も
M
悪役の、私が助けを求めたって無視されるよね
M
明日は誰にも知らずに、死んでしまおう
M
それだったらデメリットないよね
M
メリットしかないよね!
M
ふふっ
M
明日死のう
M
みんな、さようなら