ころんです

僕はめちゃくちゃいじめにあっている

もう、随分前から

辛い、誰もたすけてくれない

もう、考えたくもなくなった

記憶が遠のいている

その時に

誰か来たｯ……

ここは、誰も通らなそうな静かな教室なのにｯ……

……だれ、？

同じクラスでは無い

もっと言うと同じ学年じゃない

……年下、？

いや、つよ

そう言って、自分のスマホを前に出す

あっ、助けてくれた？

お、お礼ぐらい……

そう言う彼は優しく、どこか切なく微笑んだ

今、しっかり顔みたけど

めちゃくちゃ可愛い……

またあの笑顔

顔からは読み取れないが、 オーラが悲しいというか……

……うそ

この子優しすぎる

……黙り込んじゃった、

何か、何か話すこと……

びっくりした、

こんな質問されたことない

しかも、後輩に

適当に答えた

そんなこと真剣に考えたことなんてなかったから

そう聞いてくる彼

そして

と言った

長く語った彼は

ものすごく悲しい顔をして

今にも泣きそうな、狂いだしそうな

そんな顔だった

彼はおとなだ

こんなに弱い僕とは違う

そう思うと

いつの間にか涙が出てきて

彼は笑った

そしたらいきなり立ち上がって

教室の窓を開けて

目をつぶった

風が少し吹いていて

彼のサラサラの髪がなびいている

そしたらいきなり

歌い始めた

彼の歌声はとても綺麗で

水のように透き通った声で

やっぱりどこか切ない歌声

そこから最後まで歌い続けた

歌い終わった彼は目を開けた

その彼の目は星のようにキラキラとしていたが

目には涙が浮かんでいた

外を向きながら僕を呼ぶ

また彼は笑った

でも、泣いていた

その切ない顔は 高校生だとは思えないぐらいすごく綺麗な顔だった

僕は、るぅとくんに、恋をしてしまったかもしれない

彼を呼ぶ

今すぐこの気持ち伝えたかった

明るい声で返事をした君は

可愛くて愛おしい

僕は彼の隣へ立って

こちらを向いている彼に

優しくキスをした

びっくりしたのかこちらを向いた

すごく焦っている

『好きだよ』

戸惑う彼

そう言ってきた

僕は驚いた

初日に会って、いきなり好きと伝えるのも不思議だけど

彼は僕を呼ぶ

そして……

泣きながらそういった

そう問いかけてきた彼

だから僕は

って答えた

そしたら君は

と、悲しそうに言う

アホだけど 不器用だけど

精一杯君を愛すから

と、心の中で深く誓ってから

もう一度君の唇にキスをした

𝕖𝕟𝕕 𓂃 𓈒𓏸

はい、どうでした？

結構自信作！(？)

1回消えて一瞬萎えた

リクエストまってます！

またね！