ゆる
ぐるぐる
君の後ろ ぐるぐるり
私の前 くらくらり
君の頭 狂わせて
私の胸 踊らせて
ぱらぱらぱらぱらりらひらり
ひらひらひらひらぱらばらり
黒く溶けた体のなか
私の熱混ざっていた
嗚呼 僕を呼ぶ声
そんなものはもうどこにもない
目の前が光って僕の肌に当たる
貴方の前 くるくるり
僕の後ろ ふらふらり
貴方の中 入らせて
僕の体 置いていって
きらきらきらきらりらひかり
ぴかぴかぴかぴかきらはらり
白く焼いた皮膚の跡
僕の好きなテツの味
嗚呼 私の叫び
暗闇に溶けて消えていくの
足がついてたってじきにいらなくなるだけさ
しゃんしゃんしゃんばんばんばん
ひらひらとんとん
らんらんらんいちにいさん
せーのでばいばい
僕の後ろ すいすいと
泳ぐ金魚 体が消えてく
苦い甘い 選んで
そんなとこ見ないでおねがい
すなおに飛ばさせて
最期の言葉はしらないだけ
さあ、お迎えに