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前世ではとてつもなくワルだった。
俺、桃という人間は、どうにも愛情表現が苦手でいる。
そのせいで大好きだった”あの子”に嫌われてしまった。
だからもう、同じ間違いはしない。
願いが叶うなら、今世こそ幸せに、、、
なんてな、、、
もう一度会える奇跡は起きるはずない。
そう、思ってた。
モブ
青
青
青
その時だった。
青と、あの時の王子との面影が重なる。
桃
こんな奇跡が起きるなんて、思ってもいなかった。
間違いない。
もう絶対に離さない、、、
赤
青
青
彼は庶務の赤くん!!
犬みたいでなんか可愛いやつだ。
青
生徒会メンバーは、全員合わせて6人。
1年が4人で、2年が2人!!
その中には、僕のお兄ちゃんもいる。
赤
赤
遅刻かなぁ、、??
何かあったわけじゃないといいのだけれど。
少し心配ながらに、僕たちは待つことにした。
黄
赤
焦った表情で、彼は話す。
黄
黄
そう言って彼は、1枚のポスターを見せた。
生徒かいちょー探してます!! 連絡はここまで!! 〇〇△ー✕
青
黄
青
まるで迷子の犬の張り紙みたいだ。
イタズラなのか、なんなのか、、、
でも何か、嫌な予感がする。
青
黄
???
声がした方向を見る。
桃