おい!早く働け!
初兎
僕は初兎
産まれた瞬間親に捨てられ、やばいところで奴隷として働いている
ここは当たり前のように暴力を振られ、当たり前のように僕たちを殺そうとしてくる場所だ
つまり今僕が生きているのは奇跡ということになる
新しい飼い主が見つかればここから解放できるわけだが……
女1
男1
女1
いい飼い主なんてもちろん来るわけがない
初兎
初兎
初兎
なんて…
呟いても変わることはない
それが現実だからだ
ドンドンドンッッ!
おい!早く起きて支度しろ!
初兎
初兎
今日はなんだか変だ
いつもは支度なんかしないはずなのに……
初兎
身体中の傷が痛む…
早くここから解放されたいけど…
もしかしたら今日殺されるのかもしれないし…
初兎
男2
初兎
初兎
車…どこかに移動するのか…?
もしかして殺されたりッッ……
初兎
男2
初兎
はぁ…飼われたのか…
死ぬよりかは全然マシな方だ
きっと…
もし良い人だったら……まあそんな訳ないか……
男2
男2
初兎
初兎
キキーッ
初兎
目の前に大きくて高そうな車が止まった
これがあの飼い主…?、
執事
お、お城?
どうやら僕はお金持ちの人に飼われてしまったようです…
執事
そこにはとても大きいお城があった
本当にここにいていいのかな…?
ギィィ………
目の前の扉が開いた
そしてその先には…
???
初兎
星のように輝く王子様がいた
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コメント
1件
え、めっちゃ好き