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紬
すみれ
美紅
拓海
悠真
蓮
陸
拓海
紬
すみれ
美紅
陸
陸
美紅
陸
美紅
ブォーン(飛び立つ音)
美紅
陸が乗った零戦には、桜の枝を一緒に乗せていた
それは、美紅と共に散る思いだった
帰ってきた美紅はずっと膝まづいていた
紬
美紅
紬
紬
美紅
紬
美紅へ
この手紙を読んでいる頃にはもう俺は現実の世界にはいないだろう。美紅、俺は君に嘘をついていたそれは、君を本当の妹のような存在だと言っていたがそれは嘘だ。本当は君を恋人だと思っていた。
だからすまない許してくれ。俺は美紅のことが好きだ。誰よりも好き、君と共に人生を過ごしたかった。でも、それは叶わなかった俺は日本男児としての誇りを胸にそして特攻隊員である以上
この国を守らないといけないのだ。あの桜が綺麗な場所を思い出しながらこの手紙を書いている。とても綺麗だ、まるで美紅のように。君はとても清らかで前向きでそんな君が愛おしかった。
俺は君の幸せだけを願っている。この先の平和な世界が来ることを願っている。そして、君の笑顔が輝き続けることも。 そして美紅、会いたい、話したい
もう一度会って告白して幸せな結婚生活を送りたかった。言わずに散っていくのはとても寂しい気持ちでいっぱいだ。美紅、この先どんな辛いことがあっても生きてほしい君の幸せ望む以外何も無い。いつまでも君の笑顔が輝き続ける事だけを願って、そしてさようなら
美紅
美紅
美紅
美紅
美紅
美紅
美紅
美紅
美紅