華
突然の言葉に動揺が隠せない
華
大夢
真剣な表情で見つめてくる
でもうっすら顔が赤くなっているのが分かった
華
大夢
そう言いながら私の頭をぐりぐり撫でてくる
恥ずかしいけどすごく嬉しい
その時、麻美が口を開いた
麻美
麻美
大夢
大夢
麻美
麻美
麻美
大夢
麻美
麻美は目にいっぱい涙をためて今にも泣き出しそうだ
麻美がしたことは、許されることじゃない
でも___
華
華
大夢
華
華
華
大夢
華
華
好きって気持ち。
私の言葉に大夢は固まっているようだ
私は構わず続けた
華
麻美
麻美
麻美
そう言って麻美はうつむいた
麻美
華
華
麻美
麻美
華
麻美
麻美
にこりと笑った麻美ちゃんは今までのことを忘れるくらいとても可愛くて
見とれている間に走って行ってしまった
こうして、麻美ちゃんから謝ってもらって、この事件はひと段落ついた
大夢
そう言って私は屋上まで引っ張られた
華
大夢
大夢
華
大夢
大夢
華
華
華
華
華
大夢
大夢
華
華
華
大夢
大夢
大夢の顔は耳まで真っ赤になっていた
いつもかっこいいばっかりだったけど
今はすごく可愛く見える
華
気づけばそう口にしていた
すると
大夢
大夢
華
華
華
口をふさぐように私は
キスをされた
華
優しくて甘いキス
大夢
大夢
華
華
ずっと、ずっとその言葉が聞きたかった
華
華
あごを上に向けられて
今度は力強いキスをされた
華
どのくらい時間がたったのかわからない
はずかしさと嬉しさで息がもたない
華
華
華
大夢
大夢
大夢
華
華
大夢
華
華
大夢
そう言って急に座り込む
華
大夢
大夢
華
大夢
大夢
そう言って大夢は
甘すぎるくらいのキスを
私にしてくれた
'おしまい'
乃愛
乃愛
乃愛