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はあ……⤴︎ ⤴︎⤴︎ 好き。( ◉ω◉ )
フランさん 俺もです(便乗)
あ、好きです(何故告白)
超高校級の味噌汁
超高校級の味噌汁
超高校級の味噌汁
超高校級の味噌汁
超高校級の味噌汁
超高校級の味噌汁
超高校級の味噌汁
超高校級の味噌汁
超高校級の味噌汁
超高校級の味噌汁
ゴメンネ
──ごめんなみんな、サヨナラ世界
ロボロsiten
俺はロボロ
普通に暮らしている高校二年生だ
でも、俺には一つ、普通じゃないことがある
──目だ
目の色は普通の茶色なのだが
昔から『死を呼ぶ瞳』と言われていた
その名の通り、俺の目を見た者は全員死ぬ
だから俺は『天』と書いてある布を顔に括りつけて
目を見られないようにする
俺は背も男性平均や女性平均より下だった為、
俺はよくいじめにあっていた
ただ、そのいじめは
『肉体的』に傷つけられるのではない
『精神的』に傷つけられるのだ
陰口、悪口、避けられたり、と、言う感じで、
どんなに俺が普通に振舞ったって
どんなに俺が繕ったって
周りは、どんどん遠ざかっていく
あるメンバーを除いて
そのメンバーは『我々だメンバー』と言い、
学校でもかなりの人気を出している
そんな人気者さん達が何故俺に?
俺がある日、そのメンバーのリーダーである
『グルッペン』さんに聞いたら
グルッペン『お前の目もお前自身の個性だ』
グルッペン『俺はお前のその個性が素晴らしいと思って近づいている』
グルッペン『お前の個性は素晴らしい』
グルッペン『周りがどうお前のことを悪く言おうと』
グルッペン『俺はお前が我がグループに入るまで引き下がらないゾ!』
と、そんなことを言われた
俺だって自分の目を否定せず
『個性』として受け入れてくれるのは嬉しい
でも、俺の目は周りから気味悪がられている
かだら、俺があのグループに入ると
あのグループが悪く思われてしまう
なので、俺はどんなに説得されようと
どんなに自分を認められようと
あのグループには入らない
入っては、いけない
俺は、孤立しなければいけない
俺は幼い頃に親が俺の目を見て死んでしまい
一人暮らしをしているので
家事全般出来る
お裁縫だって整理整頓だってちゃんと出来る
家ではほのぼのと、周りと同じように暮らしていた
でもある日、俺は学校の帰宅時に視線を感じるようになった
後ろを振り返って勿論誰もいない
俺を殺す為かな
でも、俺はちっとも怖くない
───だって、もう時期死ぬんだから
人を苦しませるこの目を
人を悲しませるこの目を
人を殺してしまうこの目を
誰も、望んじゃいない
だったら死んでしまおう
俺はそう思っていた
そして四月二日
今日は『死人の日』
意味は死んだ人を祀ったりする儀式を行う日
今日死んでやろう
俺は自分が一番好きな所に行った
そこは、誰もいなくて、静かで綺麗な場所
草があって、木があって、花があって、川があって、
そんな、綺麗な場所
そこには崖があり
高さ五十メートルほどだ
そこから落ちたら人間は死ぬ
だから、俺はこの綺麗な場所と共に死のうと思った
今俺はその崖に居る
誰にも気づかれず静かに死ねる
俺は静かにボソッと囁いた
ロボロ『ごめんなみんな、サヨナラ世界』
俺はその言葉を最後に崖から飛び降りた
「来世では、普通の子供でいられますように」
そう願いながら、俺は静かに死んだ