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ポケカメン
ゆきむら。
知らねぇやつと楽しそうに話してるあいつを見てるとイラッとする
ただでさえ人多くてイライラしてんのに…
ふぇにくろ
ゆきむら。
ふぇにくろ
ゆきむら。
ふぇにくろ
ふぇにくろ
ゆきむら。
ふぇにくろ
ゆきむら。
ふぇにくろ
ふぇにくろ
ゆきむら。
ふぇにくろ
ふぇにくろ
???
ふぇにくろの声を遮るように少し遠くから声をかけられ2人してそちらを見るとポケ、かにちゃん、さくら、ゆぺ、まいたけの五人がいた。どうやら叫んだのはかにちゃんらしい
かにちゃんだけがこちらを見ていてさくらとまいたけが2人で話している。ポケはすぐそばにいる知らない奴と話をしていてゆぺがボディガードかのようにポケの後ろに立って時折相手を睨んでいる
ポケって意外と人気者だよな
ふぇにくろ
ふぇにくろ
ゆきむら。
ふぇにくろ
そう言ってポケ達の方に向かうふぇにくろの背中を見ながらふと何か言いかけていたことを思い出した
ゆきむら。
と呟きながら写真を撮っている六人を遠くから眺めているとふとポケと目が合った
話したくて呼びかけようとすると何故か目をそらされてしまった
そんなポケに不思議に思いながらも俺はあまり目立たないところで携帯をいじったり色んな人と話をしているポケを眺めたりしていた
一通り挨拶が終わったのか一息ついているポケを見て今なら2人で話せるかもしれないと思いポケの所に行こうとすると先にポケに話しかける男の姿が見えた
その男はさっきあいつら六人で写真を撮るために集まっていた時にポケと二人で話をしていたやつだった
そいつはポケの腕を引きどこかに連れていこうとする。今すぐに止めようと動くがポケ抵抗せずなんならそれに答えるようにそのままついて行くのを見て少し進めた足を止める
それでもポケに何かあったら俺が不安定になるしなによりポケを連れていくあいつに何しでかすかわからなくなるからバレないように尾行することにした
2人が向かった先は人がいる校門前から少し離れた中庭
バレてはいけないが何を話しているのかを聞くために少し離れた所から様子を見ながら聞き耳を立てる
モブ
ポケカメン
そう言ってポケに差し出されたのは学ランのボタン
モブ
ポケカメン
モブ
その言葉を聞いた時、世界が止まったような気がした
違う、ポケは俺の彼女だ。俺の1番大切な人はポケでポケの1番大切な人は俺。お前なんかに渡してやらない
それに俺らは付き合ってるし受け取るはずがない。そうわかっているのに冷静になれず焦りと不安でどうにかなりそう…頭が痛い
ポケカメン
モブ
ポケカメン
モブ
モブ
ポケカメン
モブ
告白に断りを入れられ安心したのも束の間、第二ボタンだけは受け取ってほしいと一度引いた腕をまたポケに向ける相手に腹が立つ
受け取ってほしいという意見だけは意地でも通そうとする相手にポケはそれだけなら、と第二ボタンを受け取ろうとする
その時パシッと少し乾いたような音が響いた
俺はポケの後ろに周り受け取ろうとしたポケの手を片手でつかみ腕の中に引き寄せもう片方の手でボタンを差し出していた相手の手を叩く
ゆきむら。
地を這うような低い声に相手が怯え腕の中にいるポケも少し肩をビクッとさせる
男はす、すみませんでした!!と言って焦るように中庭を立ち去った
それを見届け、ポケと目を合わせられるように少し体を離す
ゆきむら。
ゆきむら。
ポケカメン
ゆきむら。
ポケカメン
ゆきむら。
ポケカメン
ゆきむら。
ポケカメン
唐突に言われて驚愕した
普段ツンデレなポケからそんなことを言われるとは思わなかった
ポケカメン
少し頬を染めてやっぱり大丈夫と言うポケにポケットの中に入れていたものを取り出してポケに差し出す
ポケカメン
ゆきむら。
あいつらと言うのはちょこメンの事。以前急に呼び出されなんだと思っていたら第二ボタンの意味や渡したら喜ぶなど色んな話を聞かされた挙句ポケの事幸せにしろよと当たり前のことを言われた
ゆきむら。
ポケカメン
ポケカメン
そう嬉しそうに微笑むポケにひとつキスを落とした