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ポケカメン
ないこ
ポケカメン
ないこ
ポケカメン
ある日の夜、寝る準備を終えていざ寝ようとした時かわいい恋人から唐突に質問をされる 少し驚いたが元々答えが決まっていたかのようにすぐに返答する
ないこ
ポケカメン
ポケカメン
ないこ
ポケカメン
卒業式ねぇ…普通は親が来るもんだと思うけど…
ポケの親は毒親で義務教育を受けるような歳で実家を出たらしい。だが住む家もなくボロボロになりながら街を歩いていた時当時高校生だった俺が声をかけ俺の家に住むことになった
当時中学生だったポケは今になっては高校三年生。卒業して大学進学か就職をする歳だ ポケが高校に上がったと同時にポケに告白した
ポケは当時より垢が抜けとても美形になっている。その上細身で高身長という誰もが憧れるようなモデル体型。モテるに決まっている
そんなポケを見て誰かに取られてしまうんじゃないか不安になり俺だけのポケでいてほしかったから告白した。当時は恋愛感情なんてない、ただ俺の隣にいてほしかっただけだと思っていたが今思えば当時からポケの事が好きだったのかもしれない
ポケカメン
ないこ
そう答えると拗ねてしまったのか枕に顔を伏せるように倒れ込んでしまった
正直な所とても行きたいが行きたくないところもある
彼女が自分の知らない人に好意を向けられてることすら嫌だと言うのにそんな所を間近で見てしまったら俺はきっと嫉妬でどうにかなってしまうから
そう思いながら目の前で拗ねている可愛い恋人の頭を撫でると穏やかな表情になり俺の手を受け入れるように目を瞑った
数分後小さく寝息が聞こえてきたので風邪をひかないよう毛布をかけ頭を撫で続ける
ポケカメン
ないこ
そう呟きながら目の前で無防備に眠っているポケを一瞥する。あまりに穏やかな顔で眠っているものだから愛おしくてつい笑みがこぼれる
ないこ
今の状態で考えていても埒が明かないような気がしてポケの隣に横になり眠りについた
卒業式当日 ポケカメンside
ゆぺくん☆★
ポケカメン
ゆぺに呼ばれて二人でみんなの方へ歩いていくが一つ気掛かりがあり会場を見渡す。どこを見てもやはり求めていた彼の姿はどこにもなく少し気分が落ちる。そんな俺に気づいたのかゆぺが顔を覗き込んで何かあった?と言ってくれる
あまり話すような内容じゃないし話す必要もないがゆぺに隠し事をするのは無理で何を言っても聞き出そうとしてくるしないことの関係も理解してくれているから素直に話す
ゆぺくん☆★
ポケカメン
ゆぺくん☆★
そう言いながら頭を撫でてくる。やめろよ、とは言ったが頭を撫でられるのは好きだから手を振りほどいたりはしない。そんな俺の意図に気づいたのかニヤニヤしているのがムカつくが俺の頭を撫でている手は変わらず優しいままでどうしたらいいかわかんなくなる
ゆぺくん☆★
すると何を思ったのか俺でさえあまり見た事ないような顔で笑いかけ優しく腕をひいてくる
ゆぺくん☆★
ポケカメン
腕をひいたままぶっきらぼうに告げるゆぺに一つお礼を言いゆぺの隣に並んで二人でみんなの所へ歩く
ゆぺくん☆★
ポケカメン
ゆぺくん☆★
それからはゆぺの言う通り気に掛けないようにし色んなやつと写真撮ったり話したりして自由時間を楽しく過ごしていた
あの時の悲しい気持ちを忘れかけてイツメンや他の人と話していると急に後ろから覆い被さるように抱きしめられ驚愕するが耳元で聞こえてきた声でふと気づいたことがある
???
ポケカメン
息絶え絶えに耳元で囁かれた声はまさに俺が求めていた彼の声で、それに気づいた途端嬉しさと困惑でぐちゃぐちゃになり涙が出そうになり声が震えてしまった
ないこ
抱きしめていた体を離し切れていた息を整えてそう告げる。よくよく見ると服装が今日大学に出かけた時の服だったり髪の毛が少し乱れていたりで急いで来てくれたのがわかる
ポケカメン
ないこ
ないこ
ポケカメン
ないこ
ないこ
確かにスーツじゃないし走ってきたから髪はボサボサだし周りから見たらかっこよくないのかもしれないけど…
ポケカメン
俺のために急いでくれたからって考えたら俺にとってはすごくかっこよく見えるし嬉しい
ポケカメン
そう告げながら彼に抱きつく。普段は恥ずかしいからこういうことできないけどそんな羞恥心がどうでもよくなるくらいに嬉しさでいっぱいだった
ないこ
ポケカメン
ポケカメン
ポケカメン
ないこ
ないこ
ポケカメン
ないこ
そう言って笑ってくれるないこはやっぱりかっこいい
どんな時でも喜ばせてくれて笑わせてくれてそばにいてくれる。そんな彼にはきっと何をしたって敵わないんだろうな