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てるとくん
ポケカメン
てるとくん
ポケカメン
てるとくん
優しく穏やかに笑う先生は普段はかっこかわいいのにスーツを着ているからなのかとてもかっこよくて直視できなくて顔を逸らす
てるとくん
ポケカメン
てるとくん
ちょっと人がいないところ行こっか、と言い優しく腕を引いてくれる先生の手はかわいい見た目とは裏腹にしっかりしていて彼が成人男性という事を実感してしまいさらに顔が暑くなっていくのを感じる
てるとくん
ポケカメン
ポケカメン
段々と小さくなっていくものの何故かすらすらと出てきてしまった本音にやってしまったとすぐに後悔した
目の前には驚いた顔の先生がいて急いで弁明しようとするが遮られるように名前を呼ばれ体が硬直する
恐る恐る返事をするとそれって僕の事好きって事?と少し意地悪そうな顔で言ってくる先生に俺は何も反応できなかった
ここまで来てついにバレてしまった3年間隠し続けた恋。最悪だ、気づかれたくなかった
いや…もしかしたらこれがいい機会なのかもしれない。ここで隠し通すより今言って振ってもらった方が楽な気がする
ポケカメン
ポケカメン
ポケカメン
素直に言葉にするとやはり驚いたような顔をしていて話したことを後悔した。緊張と後悔と色んな感情で気持ち悪くなってくる。頭が真っ白になって先生の顔を見ていられなくて俯いてしまう。
すると今度は優しい声で名前を呼ばれて反射的に顔を上げる。そこには頬を染めている先生がいて鼓動が早くなる
てるとくん
てるとくん
てるとくん
てるとくん
先生の言っている意味がわからなかった。嬉しいってなに、繋がっていたいってどういうこと?俺の事好きって事?でも先生は好きなんて一言も言っていなかった
先生の言葉の意味を考え込んでいる俺に少し笑って話を進めていく目の前の彼
てるとくん
てるとくん
てるとくん
ポケカメン
てるとくん
笑いながらそう言う先生に何も言えずお願いします、とスマホを渡してライン交換してしまった。きっと特別と言う言葉に惹かれてしまったのかもしれない
先生にありがとう、とスマホを渡されトーク欄を見るとそこには先生の名前が書かれたトーク欄が追加されていて嬉しくなった
てるとくん
ポケカメン
てるとくん
ポケカメン
ふと疑問に思った。先生の言う特別というのはどういう意味なのか、どうして俺だけ特別なのか
てるとくん
俺の疑問にそう呟いて不敵な笑みを作りまた歩きだしてみんなの所へ戻って行く先生
でも追いかけたりはしない。正確に言うと追いかけられない だって今追いかけたら…
ポケカメン
ぶっさいくな泣き顔見られて笑われちゃうから
ポケカメン