コメント
58件
もう好きすぎてやばい(?) 卒業式より感動した(ガチ目に)
やばい涙が止まらん
あまね
あまね
あまね
あまね
あまね
あてんしょん (以下同文)
if
口に含んだ少量のお粥
それは優しい味を口いっぱいに広げ
静かに喉をとおった
if
美味しい
今まで自分が作っていたものとは違う
あにきが、悠佑があの時作ってくれた
あの味に似て…いや
あの味だ
if
if
今までの作り方と違ったところは
メンバーの事を考えていた
ただそれだけ
よく母が言っていた
愛情たっぷりの料理
「愛情」は、どんな隠し味よりも 美味しい事を知った
if
if
「愛してるで!!」
昔に、そんな言葉を聞いたことがある気がする
それが誰だったか
if
if
悠佑に出会った時に泣きそうな 気持ちになった
この気持ちはなんなのか
当時はそれを考えるので精一杯で
自分が恋に落ちていたなんて 気が付かなかった
if
「まろ!」ニコッ
そんなこと。考えなくても分かる
if
ぱっと箸とお粥を持って 初兎の眠る部屋へと向かった
初兎
初兎
初兎
遠くから聞こえる声に身をふるわす
何が起こってるんだ、そう思って
声のする方に近づくと…
義母
義母
義母
義母
初兎
突然呼ばれた自分の名前と
「義理の母親」
初兎
義母
初兎
気がつくとそこは自分の部屋
もう無いはずの自分の部屋
義母
初兎
義母
義母
初兎
義母
初兎
かぁさん、辞めてよ
俺が悪かったよ
痛い…痛い…
初兎
初兎
義母
初兎
誰も俺を助けてはくれない
辛かったんだけどなぁ
苦しかったんだけどなぁ
本当のお母さんが死んでから
俺から幸せは居なくなったみたい
初兎
義母
初兎
義母
初兎
義母
初兎
恐る恐る出す腕に何回も刃を当てられ 強く擦られる
痛い。痛い…!!
義母
初兎
初兎
義母
義母
初兎
義母
義母
初兎
何ヶ所もつけられた
一生消えない傷跡を
御免なさい
御免なさい
出来損ないで
役立たずで
御免なさい
生まれてきて御免なさい
初兎
初兎
初兎
ごめんなさい
ごめんなさい…
ごめんなさい
…う
初兎
し…う
しょう!!!
初兎
if
初兎
いふ…だ、!…
でもなんで…
そう次々と浮かぶ疑問と
if
初兎
伸ばされた手から反射的に逃げてしまう
if
不安そうに…否、なにか気が付いたように 此方を見つめる彼
初兎
初兎
謝ろうとした瞬間、暖かい体温が 俺を包む
if
初兎
if
俺が言葉を発するより前に
柔らかい、優しい声で話しかけられた
if
if
if
初兎
if
if
if
初兎
if
初兎
初兎
初兎
if
初兎
if
優しい言葉と声色
大丈夫
あの時助けてくれた黒と黄色のグラデーションのおにぃちゃん。
なんだかすっごく今のいふに似ている
if
if
初兎
初兎