学校の休み時間 、いつも通り 教室で読書をして時間を潰してた 。

友達も作らず 、いつも1人で過ごす 。

別に嫌じゃない 。

自分が望んだことだし 。

そんないつもと同じ今日を過ごしてたら 、 教室に物凄い大声が響いた 。

○○って ... 私の名前だ 、

他に私と同じ名前の子はいない 。

'' ○○ちゃん 、よばれてるよ！！''

考えてる最中 、真隣で同クラスの子が 声をかけてくれた 。

やっぱ私だ ...

ふとドアの方を見る 。

全くの初対面だ ... 話したことない 。

いやでも 、お兄ちゃんからきいていた 。

バレー部だ 、てことだけ知ってる 。

確かにお兄ちゃんからは だいぶ前からマネにならない？って

言われ続けていた 。

でも私は運動が得意なわけでもないし 、

バレーの経験が全くない 。 しかも地味で人見知りだし ...

そんな私にマネなんか できるわけないだろう 。

日向くん？だっけ

元気に押しつぶされそう ...

ぐいぐいくるから断ろうにも断れないし

まぁいっか 、見学くらい 。

バレーとか生で見たことないし 、 意外と面白いかも 。

元々見学行かせるつもりだったんかよ

そんなとこまで決まっちゃってたんだ笑

なんか忙しくなりそう ...

清子さん？だっけか 。

どんな人なんだろう 。 しかも日向くんがさん付けしてたから

先輩なんだろうな 。

3年生？かな

優しい人だといいなー 、

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