二人がたどり着いた時には、既に野次馬が騒いでいた。
さとし
玲奈
こうき
志穂
こうき
玲奈
こうき
こうき
さとし
さとしは、部屋の前から聞こえてくる中年男性の怒声と青年の悲鳴で恐怖に包まれていたのだ
二人は人だかりの間をぬって入口の前に行き、部屋の中を見る
青年
中年男性
こうき
さとし
こうき
さとしが顔を青ざめながら指を向けた先を見るこうき
そこには禍々しい何かをまとう赤く染まった沢山の手だった
こうき
さとし
さとし
さとし
さとし
さとし
さとしが倒れそうになったその時、急にさとしの手が誰かに強く引かれた
こうき
こうき
若干こうきが涙目になりながらも、さとしの名を呼びかけていた
さとし
さとし
さとしは泣きながらこうきに抱きついた
こうき
こうき
こうき
さとし
こうき
さとし
こうき
こうき
こうき
こうき
さとし
救急隊員
玲奈
モブ男
モブ太
中年男性
中年男性
モブ男
モブ男
モブ太
中年男性
モブ男
モブ太
そうして救急隊員は青年を外に運んで行った
その日の夜、二人は眠れなかった
次の日、他の皆は相変わらずの雰囲気で談笑していたが、その表情にはどこか陰りがあった
恐らく、昨日の事を思い出さないようにしているのだろう
…こうして部活新入生の歓迎小旅行は幕を閉じた
これは、後から知った話だが
青年は発狂する前、部屋の天井裏で日本人形を見つけたらしい
それでしばらく遊んだ後、元に戻したようだが…
今となってはその人形を確かめる事も出来ない
あの件と因果関係があるのかも分からない
ー帰りのバス車内ー
さとし
こうき
さとし
さとし
こうき
さとし
こうき
さとし
こうき
さとし
さとし
さとし
こうき
さとし
こうき
こうき
さとし
さとし
さとし
ーさとしの家ー
なんやかんやあったが、一ヶ月たった今でも他の部員達とさとしは仲が良い
そして今日も彼らの青春の一ページが刻まれるのだった。
こうき
??
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