シュッシュッ
ナチス卐
チッ、最悪だっ·····。
火のつかないマッチに苛立つ。
バンッ!
ナチス卐
ッ!·····こっちも最悪だな。
銃弾が当たった壁が ボロボロと崩れ落ちる
ナチス卐
くそったれ·····!
マッチはその場に捨て 瓦礫(ガレキ)を利用し、 身を潜めた。
ソ連☭
おいおい、そんな所に隠れて·····
バレバレだぜ?(笑)
バレバレだぜ?(笑)
ナチス卐
ふん、一々口出しする男って
のは嫌われんだぜ?
のは嫌われんだぜ?
ソ連☭
···ほんと、銃も持ってない。
仲間もいない。
なのにどーしてそんな
強気でいられるのか。
仲間もいない。
なのにどーしてそんな
強気でいられるのか。
ソ連☭
謎だな。
ゆっくりと彼奴は歩いてくる。
ソ連☭
マッチ1本まともに火を
つけられずに朽ちていく·····
つけられずに朽ちていく·····
ソ連☭
可哀想に。
そしてついに、 彼奴は目の前に現れた。
ナチス卐
はぁ、はぁ·····
先程の銃弾、右腕に少し 当たっていたみたいだ。
俺はジワジワと滲む痛みに 耐えきれず左手で右腕を 抑え息を切らす。
ソ連☭
もうトークはしまいか?
向きたくない俯いた顔を 無理やり彼奴は 上にあげてきた。
ナチス卐
···殺すのか。
ソ連☭
死ぬのは怖いか?
ナチス卐
いや?
ドスッ
俺は力を振り絞って服の裏に 隠してたナイフを取り出し 彼奴の心臓にめがけ、
思いっきり刺してやった。
ナチス卐
お前も地獄に落ちてくれるなら俺に怖いものはなにもっ·····ねぇ、さ"·····
ソ連☭
は、·····は·····そ、うかよ·····
俺の服の上に彼奴の 生暖かい血がダバダバと 垂れ流れてくる。
ソ連☭
あばよ、·····地獄でな。
そう言うと彼奴は ゆっくりと俺の額に 銃口をつきつけ
カチャッ___.