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これは後編です 気をつけてください
「私は事件が起きた時は二階にいて…今日は他に誰も来ていませんよ」
階段を上がって老婆の脇を通り抜けると、狭い廊下の先に3つの部屋があった
警官は一つずつドアをチェックし始める
物置……
バスルーム……
そして三つ目のドアは普通の寝室だった
老婆が毎日寝ているであろうベッド、小さなテーブルとランプ、ワードローブ…
彼は部屋の隅々までチェックしたが、何か事件につながるような証拠品は発見できなかった
しかしあることに気づいて警官は青ざめ、腰の拳銃に手をかけた
老婆の夫が死んだときの調査で同僚は見落としていた…
この家の二階には電話がない
その時部屋の外で物音がした
彼は拳銃を構えながら部屋を飛び出し、廊下を進んで階段まで駆け寄った
が、そこに老婆の姿はなく車椅子だけが残されていた