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ざわっっ！
美里
な、なに…？
タタタッ
係員
すいません、お客様
ヒメ
み、見つかってしまったわ…
ヒメ
で、でも大丈夫よ！
ヒメ
みんな私が好きなんだから
ヒメ
守ってくれるわ！
女子高生
あ、やば、係員じゃん…
通行人Ａ
…いこー
通行人B
怒られるんじゃね？w
あんなにいた人たちは、 一瞬で散っていった
ヒメ
ちょ、ちょっと！
ヒメ
待ちなさいよ！
係員
お客様、こちらの金魚は、お客様のペットですか？
美里
ヒメ
(みんな、すぐに見捨てるのね。
結局自分が1番かわいいのよ。)
結局自分が1番かわいいのよ。)
ヒメ
(きっと美里だって…)
美里
はい。
ヒメ
！
美里
私のペットです。
美里
私が、つれてきてしまいました
係員
…そうですか。
係員
申し訳ありませんが、このようなことは禁止されています。
美里
はい。
美里
ごめんなさい。
ヒメ
(なんで？こうなったのは私のわがままじゃない！)
男子小学生
ぷっ！
だせー！
だせー！
ヒメ
え
男子小学生
だいたいたくさんのすごい魚がいる中で、なんで金魚なんて連れてくるんだよ！
男子小学生
クソダセー！
男子小学生
金魚なんか祭りでいっぱいいるだろ！
ヒメ
そんな…
ヒメ
ひどいわ…
係員
お、お客様…
美里
係員さん、本当にすいませんでした
美里
すぐにでていきます。
係員
は、はい
美里
そこの男の子。
男子小学生
な、なんだよ
美里
あなた、この金魚がお祭りで売ってる金魚にしか見えないの⁇
ヒメ
みさと…？
美里
残念ね、かわいそう。
男子小学生
は、はぁ！？
なんなんだよ！
なんなんだよ！
美里
この子は特別なの。
美里
世界一の金魚よ！
美里
少なくとも私にとってはね。
ヒメ
…みさと…
人気があるのと愛されることは違う。 美里はこのことを言っていたのね。
美里
いこ！ヒメ！
ヒメ
ええ！
ヒメ
美里。
ヒメ
私、間違ってたわ。
美里
…
美里
やっと気づいたの？笑笑
ヒメ
な、なによ！
美里
そうだよ。
美里
私はいつもヒメの味方なんだから！
ヒメ
私も…
ヒメ
もう人気なんていらないわ！
ヒメ
美里と一緒にいられればいい‼︎
あれから1週間がたった
ヒメ
ね、ねぇ、美里？
美里
なーに
ヒメ
友達とかに、私を、紹介してもいいのよ？
美里
えー！？
私と一緒にいられればいいんじゃなかったの！
私と一緒にいられればいいんじゃなかったの！
ヒメ
そりゃぁ、ちょっとは、人気も欲しいわ…
美里
あはは！
美里
それでこそヒメね！w
おわり。
作者
無事完結です！
みてくださった方、ありがとうございました！
みてくださった方、ありがとうございました！
作者
更にここまでみてくださった方への感謝を込めて、イラストを描いてみました！🖼
他の作品もぜひ見てくださいね=(^.^)=
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