本当に
もう疲れてる
塁
はぁ……
ー休み時間ー
菜乃
ねぇ塁!
塁
あぁ、絵原さん……
この人は 絵原 菜乃 俺のクラスメイト。 誰にでも優しくしてくれるから 俺は過ごして行けてる
菜乃
文化祭の出し物の事話そ!
菜乃
担当だし!
塁
あぁ、そうだね
菜乃
じゃあー、モブ男の机借りよっかっ!
塁
ッ……うん、
菜乃
えっとー、まずクラスの出し物を決めよう!
菜乃
何か案ある?
塁
特に、
塁
俺達で決めるんじゃなくて先生にお願いして学級会とか開いた方がいいんじゃない
菜乃
……そう、だね
菜乃
ねぇ、
塁
何?
菜乃
……ッ
菜乃
"疲れてる?"
塁
……へ?
塁
別に……
菜乃
……そっか
本当に
何も考えてない奴が
心配してやってるアピール……
気使える私モテモテ、見たいな?
はは、
笑っちゃう、
菜乃
本当は、
菜乃
疲れてる癖に……、
菜乃
なんで隠すんだろう……、
菜乃
あははは〜……、
菜乃
笑っちゃうな〜……笑
菜乃
ははは……、っ、……
菜乃
ッ……
塁
はぁ、
塁
……、
塁
疲れてるな……
塁
ッスゥゥゥ
塁
待っててね塁成ぁぁぁぁ!
塁
今兄ちゃんが帰るぞぉぉ!
塁
♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡
※シスコンスイッチが入りました
俺は
夜泣きされても
塁
……待っててね、!
すぐに駆けつけた
俺に取っては、本当に幸せで……
唯一の妹を
誰よりも大切に育てたかった
妹にとって、大好きな存在になりたい
でも
俺が
全部間違ってた
俺が