今日も家で居るのに誰も話しかけてくれない。

命名 恋依。 決めたのが医者だなんて…

普通は親とかに決めてもらうもんじゃないの…？

軽くこっちを睨みつけ、くに兄がご飯を出した。

僕が弟だったからかな。 もっと違う人だったらこんな事ならなかったのかな。

明らかに対応が違う。

薄々気付いてたけど、れる兄は軽度の発達障がいらしい。

先にくに兄とこた兄がご飯を食べに行った。

笑顔、はじめて向けてくれた…

生まれて初めて、家族から笑顔を見せてもらった瞬間だった。

ぶつぶつ独り言を言いながら独りしかいない席に着く。

最近ずっとため息ばっか。

幸せ逃げるとか知らないしw

小1って年にたいして、考えすぎだよね

静まった部屋で独りご飯を食べる。

何をするにしてもこの家だと『独り』

毎日ご飯を食べている時、皆は『美味しかった~.ᐟ‪.ᐟ‪.ᐟ‪』と、口を揃えて言うけど

こえには何か物足りなく感じた。

しょっぱさが足りないのでも無くて… 辛さが足りないのでもなくて… 甘さが足りないのでもない

独り、じゃ、わかんないのかな…

僕が馬鹿だから仕方ないのか笑

今日も、わかんないまま食べ終わっちゃったな~…

独りでそう呟いた。

ゆう兄って、ツンデレだなぁw

こえにはツンデレなんか無い癖に笑

僕って必要かなぁ、、

こえもあんな会話入りたい…