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美和
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和也
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美和
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美和
和也
和也
美和
和也
美和
和也
和也
「…何でしょうか?」
和也
「…いいんですか?」
和也
美和
「あ…ありがぁどぉうござあぁぁ…」
和也
「はい…すみません…」
美和
「えっ⁉︎まさか!」
和也
「…そう見えても仕方ないですよ」
「夜中に山道を歩いてるんだから」
美和
「はい…私、自殺しようと思ってここに来たんです」
「自殺で有名な滝があるから」
和也
美和
「付き合ってた彼氏に裏切られ…」
「おまけに借金まで背負わされて…」
和也
「それが原因で会社を辞めることになりました」
美和
「もう、どうしていいか分からなくなって…」
「気付いたらここに来てた、でも…」
美和
「はい…お察しの通りです」
和也
「案外、死ねないものですねw」
美和
美和
和也
「逆にどうしたらいいでしょう?」
「本来なら死んでいたはずですから」
美和
「はい…身辺整理はしてきました」
和也
「もちろん書いて親に送りました」
和也
「でも…私…やっぱり生きたい!」
「こうやってあなた達と出会えたのも運命だと思うの」
「出会いに感謝です」
美和
和也
「声を掛けてくれなければ今ごろ…」
美和
「延びただけ…?」
「…ところで今、何処に向かってるのでしょうか?」
和也
美和