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ネクロの花嫁

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2020年02月23日

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ネクロの花嫁

物謂わぬ口唇に生息を吹き込んで、

今宵「 」( あなた )は蘇る。あの頃の姿で。

白肌の娘が咳をした。「この身体貴方に捧げるわ」

白服の医者が囁いた。 「迎えに行くよ」

白肌の娘は朽ち果てた。世界の誰にも見棄てられ。

白服の医者は憐れんで、誰も知らない居場所で眠らせた。

朽ちてもまだ美しい顔で、

ふたりしかいない霊廟で、医者は恋をした。

これは永遠の恋か。禁断の行為か。

また逢いたいと願うだけ。それが罪なのでしょうか。

物謂わぬ口唇に生息を吹き込んで、

今宵ふたりは結ばれる。祝福もされずに。

「腐り堕ちた眼孔に青い硝子を」

「破れかけた腕に絹の肌を」

「侵された内臓に綿のガーゼを」

「宝石で飾った純白いドレスを」

朽ちゆくたび取り繕って、

恋を謳って、また医者は手を染め続けた。

やがて暴かれたのは醜悪い怪物で、

「 」 ( それ )を造り上げた医者は、辯駁を叫んだ。

「これは永遠の恋だ。彼女の願望だ。」

「死にゆくと決めたお前らが見棄てた女じゃアないか」

嗚呼... ... 哀しき花嫁。物謂えぬままで、

今宵ふたりは裁かれる。彼女を見棄てた人達の正義で。

正しいのはだあれ?

ネクロの花嫁です。

この曲は、ちょいちょい難しい漢字がありますけど、

「あ、こう読むのね。天才やん」

と思いますよ。

この元ネタは、閲覧注意⚠かなと思います。

だって、私見たら、コワカッタ。((((;゚Д゚))))

なんか、不気味で、脳裏に焼き付くような...。

ネクロの花嫁は、MVが違うのがありますので、

どちらを聴いていただいても、楽しめますよ。

今回は、奏音69様の方を書かせていただきました。

それでは、おつゆず。

この作品はいかがでしたか?

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コメント

32

ユーザー

この曲を基にmfsrで お話書いてたところだったから… 驚いた…👀‼️

ユーザー

なんか深いな!

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