黒尾
それじゃ!蛍、よろしくな
わかりました
木兎
やっほ〜!黒尾!
黒尾
おー!木兎!久しぶり!
赤葦
お邪魔します
黒尾
赤葦も久しぶり!
月島
『これが黒尾さんの友達、、、』
月島
『全員身長高いな』
木兎
黒尾〜、ここ事故物件なんだって?
黒尾
そうそう、でも特に目立った現象は起こってないよ
月島
『黒尾さんの部屋行こ』
ガチャ
バタン
黒尾
(蛍ーっ!!!!)
赤葦
え、今ドア開いて閉まりませんでした?
木兎
え?え?
木兎
やっぱガチなやつ、、、?
黒尾
いやいや!特になんもないし!
木兎
いや!引っ越した方がいいって!
黒尾
で、でも、、、
赤葦
(なんかぼやけて見える、、、)
黒尾
というか!俺霊感とかないし
黒尾
見えないしだいじょ
ガチャ、ガチャン
黒尾
(ちょっと待って蛍ちゃん何してんの!)
黒尾
待ってな、俺様子見くる
赤葦
(ちょっと覗こう)
黒尾
ちょっと蛍!何してんの
すみませんさっきドア開け閉めしてしまって
黒尾
あ、まぁ、いいけどね
黒尾
次こっちの部屋来る時気をつけて
赤葦
(独り言、いや、誰かと話してる)
はい
赤葦
黒尾さん
月島
ビクッ
黒尾
ビクッ
パサ
月島
『やば、メモ帳落とした』
赤葦
!、今、メモ帳、、、
黒尾
何もみてない!
黒尾
赤葦は何も見えてない!
赤葦
いや、もうその反応は
黒尾
はぁ、赤葦めざとい
黒尾
はい、メモ帳
ありがとうございます
赤葦
メモ帳浮いてる
黒尾
反応薄いな
黒尾
てか、赤葦見えてんの?
赤葦
ぼんやりとしか見えていませんが
黒尾
へー
黒尾
俺はガッツリ見えてる
赤葦
黒尾さっき霊感ないって
黒尾
本当はな、でも蛍だけ見えるんだよ
黒尾
プラス、触れる
赤葦
幽霊って基本さわれませんよね
黒尾
だよな〜
黒尾
ま、とりあえず、木兎んとこ戻ろう
黒尾
蛍もおいで
はい
木兎
あ!赤葦!
木兎
なんで一人にするんだよって
木兎
メモ帳が浮いてるっ!!
こんばんは
木兎
え、え、どう言うこと!?
黒尾
俺ん家の幽霊君です
木兎
お化けいたのかよ!
お化けと幽霊は違います
木兎
え、あ、違うの!?
赤葦
厳密に言うと、、、
黒尾
あー!いい、いい、説明は!
木兎
へー、幽霊って、怖いもんなんかと思ってた
悪い奴もいますけどね
黒尾
蛍はいい子だもんな!
あまり危害を加えないだけです
人を自殺したい感覚とかにはできますよ
木兎
いや怖い、てか、赤葦はなんでずっと黙ってるんだ?
赤葦
ぼんやりとしか見えてないからはっきりみたいんですよ
黒尾
それやって見えるもんなの?w
霊感ある人は少し鍛えればはっきりと見えてきますよ
赤葦
へー、そうなんだ、勉強になる
赤葦
ちょっと調べるね