コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
乾無人...誰だろう
取り敢えず人の波に乗って階段に来た...けど。
それっぽい人とはすれ違わない。
一応皆胸の方には名札をつけている。 だけど苗字だけだから、苗字被りに話しかけた時には気まずすぎる。
一応1年と2年を見分ける方法はある。
上靴の色と名札の差し色の違い。 1年の学年で統一されてる色は橙、2年は青
だからといってその人は一向にわからない
聞き込みとかしてどんな人なのか探したいけれど、なんせ知ってる人が居ない。
初対面の先輩に話しかけるのはハードルが高すぎる
りうら
会ったことの無い人の行きそうな場所なんて検討もつかない
りうら
自分の正面は人、背後も人、左右も人。
1年と2年全員分が一斉に動いている為かなり身動きが取れない
多分みんなこの辺に固まって動いているのだろう
取り敢えず人混みから抜けたい
人と人の隙間から体を出して抜けていく。
途中で青髪の高身長の男を見かけた。
いふ
あの人がいるところだけわかりやすい。他の人より頭1つ抜けている
派手だし。わかりやすい あの人のペアは楽だろうな、、。
苗字はよく見えなかったが1文字ではなかった為乾ではない。
いいなあ。と思いつつ俺は乾(さん)探しの旅に出た。
途中で俺は気がついた。
慣れない校舎だけど、いまなら学校を散策できるなと
人通りの少ない美術室(なんなら居ないかも)
多分この機会が無かったら俺は美術室の場所なんて分からずにさまよったままだったと思う。
かと言ってもう一度ここまでこれるかと問われると自信はない
りうら
独特な匂いに包まれていた。
画材が少し置いてあったのが見えた。油絵具やクレオン、色鉛筆から釘や鉄骨等の最早工業レベルの物まで。
展示されてる作品自体もレベルが高い。
りうら
今頃乾先輩が俺の事を頑張って探してくれてると思うと罪悪感が湧いた(少しだけ)
りうら
りうら
少々名残惜しいが、ここから出るとする。
本当に、どうやって見つけようか。
次はそれっぽいところ(体育館)に来てみた。
先程の美術室よりかは人が多い
舞台の上には激しく主張をしてる人がいた。(きゃぴきゃぴ系の人種。)
りうら
大声で名前を叫んでいる人ばかりが舞台に。
一応耳を傾けておく。
乾先輩がいたとして、この空気の中 俺です って名乗り出るのもまあまあ嫌だけど。
なんやかんやちゃんと聞こうとはする
皆一気に名前を叫ぶせいで全く聞こえない。
少し舞台に近ずいて名札を凝視する
...一文字の人は居ないようだ。
1文字の苗字ってわかりやすいな。
りうら
学校も広い。生徒の数も多い。
全くもって見つかる気がしない。
りうら
そういや初兎ちゃん、教室残ってたな
先輩も教室に残ってたりして
急がば回れ。俺は2年B組の方へ足を進めた
りうら
恐る恐る顔を覗かせる。
仮にも上級生の教室。入ることにハードルが高い。
教室には数名人がいた。
「お迎え来たか??!!」 なんて騒ぐ男子生徒達。震える後輩(俺)
りうら
今俺が出せる最大限の声で誰かは分からない先輩に話しかける。
「うっわ〜〜乾のとこかよ」 けらけら笑いながら おい〜 なんてちゃらけてる
「乾は教室には居ないんだよなあw」
りうら
思わずガッカリしてしまう。 ちょっと精神的にきつくなっただけじゃん...涙
「あいつ屋上行くとか言ってたっけ?」
「おい言うな!w」
「こいつやってるわ〜」
わざとかどうかは分からないが、かなり有益な情報を手に入れた。
相変わらず2年はちゃらけてばっか。
りうら
俺は急いで教室を後にした
ようやく着いた屋上。 ぜえぜえと息が上がって見るに堪えない姿。
人はまばらにいて、誰がお目当ての先輩かは分からない。とりあえず名札名札...
頑張って乾先輩を探す。もしかしたらもう居なくなってるかもなぁ、と不安になる
きょろきょろ屋上内を探していると急に視界が遮られて真っ暗になった。
りうら
「だーれだ」 と、割と低めな声で言われる。初兎にしては高い。ほとけっちではない。誰こわい
りうら
ないこ
りうら
ないこ
そう聞こえてつかの間、視界が急に明るくなる
後ろを振り返ると、ピンクの派手髪でピアスばちばちの人が立っていた。まさか....
りうら
ないこ
ないこ
りうら
ないこ
ないこ
りうら
ないこ
半強制的に手を引かれて連れてかれる。 急にこの1年間がちょっと怖くなった
ないこ
りうら
体力おばけだ...!!体力おばけ!!
「おー。派手髪コンビじゃん」
ないこ
ないこ
「あー、五番目だな」
ないこ
りうら
ないこ
ないこ
「青色の派手髪コンビ。いふと稲荷くん」
ほとけっち見つけるの早いな。流石食欲おばけ
ほとけ
りうら
ほとけ
りうら
ほとけ
いふ
ないこ
ほとけ
りうら
ないこ
いふ
ほとけ
いふ
...ある意味仲良くできててよかった。
初兎
りうら
悠佑
ないこ
悠佑
悠佑
初兎
悠佑
ないこ
初兎
初兎
悠佑
「話してるとこ悪いけど、バディ制度のルール書いたプリント渡すから1人1枚取って」
ないこ
いふ
ほとけ
いふ
ほとけ
初兎
悠佑
初兎
ないこ
プリントが1枚手元に渡される
りうら
ないこ
ほとけ
いふ
プリントの中身に目を通す。
基本的に行事はバディとする事が1部あり。
バディ相手には敬語崩して良し(お互いの同意必須) 親睦を深める為にできるだけ下の名前で呼び合うこと! ・・・・
りうら
りうら
ないこ
りうら
ないこ
りうら
りうら
ないこ
ないこ
りうら
ほとけ
いふ
ほとけ
いふ
ほとけ
いふ
ほとけ
いふ
ほとけ
いふ
ほとけ
いふ
初兎
悠佑
初兎
悠佑
初兎
悠佑
初兎
悠佑
初兎
悠佑
初兎
悠佑
初兎
悠佑
初兎
終始収集つかないほどには賑やかだけど.. 何とか上手く行きそう、??